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THE MACALLAN -Ⅱ-

11/01/2019

あのウィスキーのトップブランド、THE MACALLAN(ジ・マッカラン)の蒸留所訪問記後編です。

普通の人は、この写真を見てもどこだか分からないと思いますが、こちらがこの蒸留所の心臓部。
「スチル」と呼ばれる金属容器が連結されたものが3系統、合計36基のスチルが近代美術館の様なモダンな空間に配置されています。ここに至る通路の途中では原料である大麦(Barley)も見せてもらいましたが、こちらで樽詰め前の「ニューポット」と呼ばれる状態の液体になるまでの2度の蒸留が行われます。

驚いたのは、「年間1,500万リットル」と言われるスコットランド最大の生産能力を誇るこの蒸留所の心臓部では、通常僅か9人のスタッフしか配置されていないということ💦美しさだけでなく、効率・生産性を極めた最新の施設であることを実感します。



「ビジターツアー」が大人気のこちらの施設には様々なギミックが。
これは敷地内に今もある創業者の自宅(創業当時の模様)の模型で、樽をイメージした台の上を廻すとせり上がって来ました✨




こちらは樽の内部の様な場所に入って観る、樽の生産風景。
MACALLANでは、主にアメリカンオークとヨーロピアンオークのシェリー樽を使用しているそうです。
今回初めて知りましたが、前述の「ニューポッド」はほぼ無色で、ウィスキーのあの綺麗な「琥珀色」の99%は使用されている木やしみ込んだシェリー酒などから来ているようです💦



やはり最後はテイスティングタイム!
こちらでは「ニューポッド」も試せる他、年代の違う2種を楽しむことができます。
この日は朝からウィスキーを飲んでいましたが💦、それぞれ味わいが違うのと、もったいないので全て飲んでしまい気分はよくなるばかり。笑





荷物の都合で買う予定なかったのですが、「ツアー参加者だけに先行販売されている限定ボトル」とのことで記念にしっかり買ってきてしまいました♪



帰り道、駐車場脇の原っぱにいたのは、「スコティッシュ・ハイランド・キャトル」と呼ばれるスコットランド原産の牛。
初めて近くで見ましたが、なかなかの存在感でした✨