la mode europeénne sélectionné pour vous

ANDERSON & SHEPPARD

6/28/2012
 
諸事情により3年前にこの雑記帳を中断したときは、ちょうどヨーロッパ出張の話題の最中でした。
その時に書けなかった話題のなかでぜひ今回紹介させていただきたいのが、サヴィル・ロウと筋違いのオールドバーリントン・ストリートにある名門テーラー ANDERSON & SHEPPARD(アンダーソン&シェパード/以下アンダーソン)です。
1906年創業というサヴィル・ロウ界隈(2005年にサヴィル・ロウより移転)では比較的若いテーラーですが、アームホールが小さく、軽くて柔らかい仕立てのシャープなスーツは他とは一線を画し、独自の地位を確立してきました。
ロンドンのビスポークスーツの中で最もイタリア(特にミラノ)の仕立てに近いと評されることもありますが、双方のいいとこ取りをしたアンダーソンのスーツにはファンが多く、今ではチャールズ皇太子が愛用されていることでもよく知られています。
この時は“ハリソンズ オブ エジンバラ”を傘下に収める英国最大のファミリーマーチャント、“リア ブラウン&ダンスフォード”の4代目 ジェームス・ダンスフォード社長に連れられ、日本からのお取引先様とともに訪問し普段は入れない工房まで見学させていただきました。
重厚ながらモダンでシックなサロンも他の老舗テーラーとは一味違いますが、顧客に選ばれる生地もカシミアや細番手スーツ地が多いとのことで、ハリソンズでもハイグレード生地の人気が高いようでした。

GREETING

6/20/2012

私、3代目こと 岸秀明は、3年間の修行を終えまた服地の世界に戻って参りました。
休止しておりましたこの雑記帳も復活し、以前同様に色々なことを綴らせていただきたいと思います。
改めまして宜しくお願いいたします!!
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