la mode europeénne sélectionné pour vous

MILANO UNICA -Ⅰ-

7/28/2018


先日訪れたミラノの生地展示会 MILANO UNICA(ミラノウニカ)の模様です。
シャツ地からレディース服地まで、複数の展示会の集合体である MILANO UNICAの中で、高級紳士服地にターゲットを絞ったエリアが私の行くIDEA BIELLA(イデアビエッラ)です。こちらだけは特別なパスが必要で、限られたバイヤーしか入ることができません。専用レストランでは美味しいランチがフリーで、(飲み放題の)ワインと共に提供されておりこれを楽しみにしているバイヤーも多いようで...









こちらは弊社取り扱いで「フランネルの名門」としてしられる英国FOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)のブース。
(特に英国ミルは)あっさりとしたブースが多い中、こちらはいつも賑やかなディスプレーで愉しませてくれます。
実は(あくまでも生地展ということもあり)実際のスーツを飾るブースは少ないのですが、こちらではなんとファッショニスタとして有名な社長の私物コレクションを中心に展示。笑






歴史ある同社では、織ネームも新旧様々なものが...








名物社長のダグラス・コルドー氏。
数年前には日本のファッション誌で表紙を飾ったこともあるんです♪
シアサッカーの着こなしも「流石✨」で、この日も熱くら来シーズンのコレクションについて語ってくれました。


FOX BROTHERSからは今季3つのバンチが登場しますので、皆さまぜひお楽しみに!

VBC NEW SHOW ROOM

7/21/2018


350年を越える歴史を誇り、イタリア服地業界を牽引する規模、クオリティーで知られる名門ミルVITALE BARBERIS CANONICO(ヴィターレ・バルべリス・カノニコ)。
この度、ミラノ市内のショールームを、有名な高級ブランド街"モンテナポレオーネ通り"からもほど近い"ソルフェリーノ通り"に移転・拡大オープンさせました。




6月のPITTI UOMO(フィレンツェで年2回開催される、高級紳士服展示会)の後から記念イベントが続いていましたが、先週ミラノで開催された生地の展示会MILANO UNICAの期間中に各国のバイヤーを対象にしたカクテルパーティーが開催され、日本から到着したばかりの私もホテルで着替え早速向かいました🚙






私は5年前にミラノで開催された同社の350周年から幾つものイベントに参加させていただいていますが、今回も素晴らしいオーガナイズと洗練された空間には感心させられました。
生バンドが演奏する照明を落としたショールームは、まるでプレミアムなサロンのようです!









もはや服地ブランドの概念を超えたお洒落なPR展示の数々...








勿論同社のアイコニックな服地の数々も展示されていて、実際に触れることができます。


イタリア、日本の有名サルト(テーラー)のトランクショーなども企画されており、ミル(織物工場)の枠組を超越したクリエイティビティーを発揮し続けるVITALE BARBERIS CANONICO(ヴィターレ・バルべリス・カノニコ)。
今回の展示会では早くもAW2019シーズンのコレクションがお披露目されましたが、コマーシャルベースではAW2018コレクションの店頭での展開が始まります。
今季もVBCのコレクションは要注目です!

NATIONAL AIR & SPACE MUSEUM -Ⅱ-

7/07/2018




早いものでもう次の出張が数日後に迫ってきました💦
先日のアメリカ出張の話題も今回で最後。ワシントンDCの「国立航空宇宙博物館」訪問記の後編です✈


「平和が一番大切!」なんですが、第2次大戦時に枢軸国がその技術力を競わせて作り上げた戦闘機の数々はやはり男心をくすぐるようで、こちらのコーナーはかなりの人気。
それぞれの機体が誕生した背景やエピソードもよく説明されていて、興味深い展示になっています。


こちらはご当地アメリカの「ノースアメリカン P-51D "ムスタング"」。
日本の名戦闘機「ゼロ戦」の1.5倍の馬力を誇るハイパワー機でした...






こちらはドイツの「メッサーシュミット Bf.109G-6」。
迷彩カラーが独特です。








そして日本のゼロ戦(52型)と、後ろには英国の英雄的戦闘機「スーパーマリン・スピットファイアMk.Ⅶ」が!
ゼロ戦は日本であまりにも有名ですが、こちらでは「第2次大戦初期に活躍した名機」といった説明。大戦半ばから日本は戦況だけでなく技術力でも押し込まれていったことを改めて感じました...







旅客機の歴史」のコーナーでは、本物のボーイング747から切断し運んだコックピットにも入れました✨


「初めての人力飛行機」から「スペースシャトル」までを網羅したこちらの博物館は本当に圧巻。
飛行機好きな方はぜひ一度訪れてみてください!

NATIONAL AIR & SPACE MUSEUM -Ⅰ-

7/01/2018


2度目のアメリカ(1度目の昨年は、事情により初日のNYで終了)でようやく首都ワシントンDCに行くことができました。
立派な建物の政府機関や博物館がとにかく多くビックリ💦
ある意味「新興国」であったアメリカが、その力と威信を示す為に作り上げた首都であったことを実感しました。


時間に限りがあるなか、一度行ってみたかった「国立航空宇宙博物館」へ!








ちらは日本では「スミソニアン博物館」と称される「スミソニアン協会」所属の19の博物館の一つ。
考えて見れば「世界初の飛行機」から、「初の宇宙シャトル」までアメリカは航空宇宙の世界で最前線に居続けてきました。
このフロアには本物の「月の石」が展示されていて触れたり。(勿論触ってきました!)





「人類初の動力飛行」を成し遂げた、ライト兄弟の飛行機も実物が!
布地こそ貼り替わっていますが、1903年にキティーホークの砂浜から飛びだった機体そのものです。
この66年後に人類が月に到着したことを考えると、文明、化学の進歩の力は物凄いと改めて思います...










こちらは、第2次大戦中にドイツが初めて実戦投入したジェット戦闘機。
なんとも言えない迫力があります...


次回はこの時代の飛行機の数々をご紹介させていただきます。