la mode europeénne sélectionné pour vous

KOENJI AWA ODORI

8/24/2014


昨日は「処暑」で暦上は少しずつ暑さが和らぎ秋らしくなっていくそうですが、残暑がしばらくは続きそうですね!今回はオフの話題で失礼いたします。

(3歳位で引っ越してきて以来)私が育ち、今も家族と共に居住している杉並区。
もともとそれほど大きな祭りはないのですが、“東京高円寺阿波踊り”は今年で58回を迎え、地元に根差したイベントとしてすっかり定着しました。
ちょうど昨日・今日と開催されているのですが、2日間でなんと100万人もの人が訪れるそうです。

「灯台もと暗し」で私は数年前まで行ったことがなかったのですが、その熱気と迫力にすっかりハマり昨日が3回目。少し早く出て道路端の最前席をゲットできました!

17時に一斉スタート。太鼓と囃子が響き渡り、一気に熱街中が熱気に包まれます。




勇壮な男踊り、華麗で奥ゆかしい女踊り、そして可愛い子供踊り。
そのコンビネーションは素晴らしく、何度観ても熱くなってきてしまいます。




阿波踊りで特徴的なのが「静と動」。
激しく踊ったりスローになったり、そしてポーズをつけて静止したり。
日本の美意識が詰まった踊りだと毎回思います。




そして今回も20時のラストまでしっかり観てしまいました。
クライマックスでは全ての連が締めの渾身の踊りを見せてくれ、思わず鳥肌が立ちそうになります。この2日間の為に1年間練習を重ねてきた想いを、本当に強く感じさせてくれます。
まだ行かれたことの無い方は、ぜひ一度訪れてみて下さい。

今年もしっかりとパワーをもらいましたので、私たちも日々の仕事で熱く頑張って行きたいと思います!!

EDWIN WOODHOUSE NEW COLLECTION

8/18/2014


夏休みが終わり、今日から仕事始めの方も多いかと思います。
弊社も本日より業務再開!秋冬シーズンの本格スタートと共に、来年の春夏シーズンのセレクトも大詰めを迎えます。

今回は洋服好きにファンの多い英国の人気メーカー EDWIN WOODHOUSE(エドウィン・ウッドハウス)の新コレクションのご案内です。




まずはSUPER150'S(直径約16ミクロン)の原毛を使用したプレミアムスーツ地、DIGNITY(ディグニティー)。今のトレンドを取り入れた軽快なデザインの数々は見ていて楽しくなります。
また、秋冬物としては軽い260GMSというウェイトは日本では3シーズン(秋・冬・春)着用で、汎用性の高さも魅力です。
#同じ3シーズン向けでも、平織りのものは春・夏・秋が対応シーズンとなります。特にコートなどを着る時期には季節外れ感が否めませんので、セレクトにはご注意ください!




こちらは人気のジャケット地 HYDE PARK(ハイドパーク)です。カシミア混のしっかりとしたボディーながら300GMSと若干ライトなセッティングが特徴的。マフラーなど巻物を合わせたり、アウターを羽織ったり、秋冬は着こなしの幅が広がりますね♪




こちらは昨シーズン登場して人気を博した、名作「3PLY」の復刻版VINTAGE TWIST(ヴィンテージ・ツイスト)。経糸(縦糸)にEDWIN EOODHOUSE伝統の3杢糸を使用し、ざっくりとしてクラシックな往年のクオリティーを再現しました。ウェイトは300GMSに抑えられているので、全く気負わずにこの雰囲気をお愉しみいただくことができます。

コレクションの詳細はこちらから




1857年創業の名門メーカーであるEDWIN WOODHOUSEは数年前に大手服地製造グループの傘下に入り、現在服地の生産は同グループの高級工場TAYLOR & LODGE(テイラー&ロッヂ)で行われています。使用される糸や、製織のセッティングなどは勿論以前と変わりません。




提携のフィニッシング専門工場で行われる仕上げ工程も、旧式機械を使い時間と手間をかけた英国伝統的なプロセスが採用されています。木製洗浄機で天然石鹸を使うウェットフィニッシングは、熟練の職人でないと仕上がりにバラつきが出てしまうそうです。

食べ物や衣類など身の回りのもの全般で、発展途上国に於いての作り手の顔が見えない大量生産化、低コスト化が進んでいますね。(ファストフード、ファストファッション)
残念ながらこれはスーツの世界でも同じことが言えますが、今でもこんなにこだわって織り上げられた服地を使って、(パターンオーダーからフルハンドまで多様な縫製ランクの中で)自分の好みとサイズにフィットする1着をオーダーできるのも事実でこれは幸せなことだと思います。(選択の多様性に関しては私が知る限り日本が一番成熟しています)

今シーズンもそんな「スローファッション」をぜひ愉しんでください!

CANONICO NEW COLLECTION

8/07/2014


連日猛暑でまさに「夏本番」!すでに休暇を取られた方、これからの方それぞれのご予定があるかと思います。(弊社は来週一杯を夏季休業とさせていただきます)
AWシーズンに向けてサンプルの完成が続いていますが、いよいよ毎シーズン大人気のイタリアブランド VITALE BARBERIS CANONICO(ヴィターレ・バルベリス・カノニコ)のバンチ2冊のご用意が出来ました!





まずは定番のS110'Sクオリティー。260gmsと軽いので、長い期間の着用が可能です。全55色柄とますます充実のラインナップ!




そして同じバンチ“ABITO”には「S120`S(梳毛)」と「S110'S(紡毛)」の2クオリティーのフランネル地が編集されています。最近はヌメるような素晴らしいボディーを持つこちらのS110'Sフランネルが再び注目されています。(340gms)




そしてもう一冊の“REVENGE & GIACCA”には、プレミアムクオリティーS140'S”REVENGE”が初登場!本国ではビスポークスーツに使われることが多いハイスペック生地ですが、今回は直輸入によるコストカットで気軽にオーダーしていただくことが可能になりました。




のバンチの逆面には6種類のジャケットクオリティーが編集されています。
最近のPITTI UOMO(ピッティ―・ウォモ:伊フィレンツェで開催される世界的な高級メンズファッション展)で注目されている、ざっくりとした大柄の生地などが目を惹きます。(80%WOOL & 20% SILK)

クオリティーとパフォーマンスの高さには定評があり、コレクションも毎シーズン進化を続けていますが、唯一のネックは高い人気による(季中の)品切れの多さ!
ぜひ、お早目のチェックをお願いします!!

REGENCY

8/04/2014


8月に入り夏真っ盛り!ですが、早くもオーダースーツ業界は秋冬シーズンに向けて始動しています。こちらはHARRISONSから待望の新コレクション REGENCY(リージェンシー)のサンプル。
HARRISONS服地のお取り扱い店様へのデリバリーが始まりました。
詳しくは>こちらから




「綾織・290gms」という3シーズン(秋・冬・春)対応のしなやかなボディーは、緯糸(横糸)を双糸にすることでHARRISONSの伝統である仕立て上がりの良さをしっかり実現。
(残念ながら英国でも緯糸が単糸の生地が増えてますが、HARRISONSのポリシーは変わることがありません...
ロンドンの今を感じさせてくれる、大胆なウィンドーペンやチョークストライプがとても新鮮です。




伝統的なグレンチェックも要注目です。今までトライしたことのなかった方、クラシックデザインが熱い今こそぜひ挑戦を!

充実の全42色柄。実際の生地に触れて、その質感をお確かめください!