la mode europeénne sélectionné pour vous

ARISTON SS2019 -Ⅱ-

4/23/2019

突然ですが、こちらは去年の夏の出張で弊社スタッフと訪れた「青の洞窟(カプリ島)」の様子です。
再来月の出張ではまたまた「研修出張」でスタッフが同行する模様なので、そろそろスケジュールを調整しないと💦


暖かい日が続いていますが、「暑すぎない」今の時期こそ春夏素材をタイドアップして爽やかに着こなしていただきたいものです✨南伊ならではの色彩と洗練されたデザインを誇るARISTON(アリストン)のコレクションは、無地とファンシーで構成されるスーツレンジがこのボリューム!
コレクションの詳細は こちら から


シーズナルブックに掲載されている以外にも、4つのコレクションから構成されるジャケットコレクションがあります!


クオリティーやデザインが多彩過ぎてやっぱり実際にバンチを見ていただくのが一番💦なんですが、こんなポップなジャケット地をホワイトパンツと合わせたら恰好いいだろうな~なんて...
ここまでの勇気はありませんでしたが、出張に着ていく新作はもうセレクト済みなので出来上がりが楽しみです♪

ARISTON SS2019 -Ⅰ-

4/16/2019

先週は暖かい日と寒い日が交互に来ていましたが、今週は暖かい日が続きそうですね✨
街路樹にも緑が鮮やかな若葉が増えてきて、「春本番!」と気持ちも明るくなってきます。
明るい季節には、やはり陽光に映える綺麗なカラーの生地を愉しみたいもの。
今回は「南伊ナポリの雄」、ARISTON(アリストン)の新コレクションのご紹介です!



毎シーズン注目のシーズナルブックは、今季"LEISURE & SPORT(レジャー&スポート)"の名称で登場。
各バンチからセレクトされた生地で制作されたスーツ、ジャケットを、実際にモデルがナポリの美しい背景をバックに着用する写真集でスタートし...


このブックのみでしょう紹介されている限定ファブリックも✨
こちらもモデルが着用しているので、イメージが湧きやすいですね!



春夏コレクションの愉しみの一つが、EVENTS(イベンツ)バンチに編集されたフォーマルコレクション。
こちらは年に1度リニューアルされるのですが、こんなカラフルなタキシードクロスや...




カモフラ調や、なんとも不思議で趣のあるデザインなど...
近年「フォーマルウェアで遊ぶ」トレンドが世界的に盛り上がって来ていますが、パーティーシーンでオリジナリティを演出するのに最適な生地の「宝庫」とも言える珠玉のコレクションです♪
次回はその他のコレクションのご紹介をさせていただきます!

PARIS

4/10/2019


前回の出張の話題も今回で最後。
実質1.5日の短い滞在でしたが、4年ぶりにパリへ行ってきました。
先月になって日本でもニュースになっていましたが、(ロンドンからパリを結ぶ高速鉄道である)ユーロスターの計画運休がこの時既に始まっていました。英国のEU離脱を念頭に、フランス側の税関職員がストライキを起こしたのが発端のようですが、私の予約していた列車もまんまと運休。運良く事前に情報を掴み、数時間後の列車を予約できましたが予定より到着は遅れ...💦



初日のメインのアポは、数時間遅れでなんとか実現✨
パリを代表する高級テーラーCIFONELLI(チフォネリ)へ!




パリ自体久しぶりだった事もありますが、「スーツ好きなら知らぬ者はいない」と思われるこの名門テーラーを訪問するのは実は初めてでした...有名なシャンゼリゼ通りのちょうど中央辺りからものの数十秒入った伝統的なビルの2階に、この「フレンチテーラリングの殿堂」とも言えるサロンは存在しています。



さりげなく飾られたジャケットは、胸ポケットまでパイピング付きフラップが奢られ、あの有名な「フィッシュマウスラペル(魚の口の形に見える、襟の継ぎ目の形状)」と相まってすごく特徴的。フランス流のエレガンスを教えてくれます...


同じフロアにあるカッティングルームやテーラリングルームも見せていただきました。
50名近いスタッフがいるそうで、規模も他を凌駕しています。



なんとこの日は、4代目当主であるロレンツォ・チフォネリ氏自ら案内していただきました✨
元々イタリア系である同家は初代がローマで開業、2代目がパリに移ってからは各界のセレブリティや諸国の王族が贔屓にする欧州きっての名門テーラーとしてその名を馳せています。
「ちょっと着てみて」と渡されたジャケットは、自分のサイズではないのにも関わらずもの凄く軽い着心地でびっくり!
この「着心地」がチフォネリのスーツの大きな特徴だそうで、色々とプレッシャーの多いハイクラスの方々にファンが多いのも納得!でした...



翌日は久しぶりに生地の総合展RREMIERE VISION(プルミエール ヴィジョン)へ。
メンズのドレス向け素材(スーツ地など)は完全に軸足がミラノの展示会に移ってしまっていますが、レディースやファンシー素材ではやはり存在会が高いのがこの展示会です。



最後の夜は、英国の学生時代から20年を超える付き合いになる、友人アルノーとキャッチアップのディナー🍴
なかなか会えない友人との再会は、本当にプライスレスな時間ですね...
色々な思い出のあるパリは、やっぱり今でも大好きな街です!

FITTING ON THE ROW

4/02/2019

実質1日だけのロンドンの午後は、サヴィル・ロウでアポイントが...
実は、以前にも一着スーツをお願いした、王室御用達の名門テーラーHENRY POOLE(ヘンリー・プール)でジャケットの仮縫いがあったのです。
友人でもある、シニアカッターのアレックスが手際よく進めてくれます✨



生地はこちら、私が昨年メンバーになったばかりのジェントルマンズクラブ RAC(ロイヤル オートモービルクラブ)のオリジナルチェックです✨なんとRAC × HENRY POOLE × HARRISONSのトリプルコラボ!こちらのサイモン・カンディー社長はRACの若き重鎮で、私の推薦人を引き受けてくれたご縁もあり記念にジャケットを作らせてもらうことになったのでした...


実は、創業家出身のサイモンも、シニアカッターのアレックスも共同社長(Managing Director)。
私が学生の頃には、サヴィル・ロウの名門テーラーでジャケットを仕立てられるなんて考えられませんでした...



しっかりと調整もしてもらい、次の仮縫いが楽しみです♪




この仮縫いに先立って、RACで(打ち合わせの為ロンドンに出てきてくれた)LBD-HARRISONSのジェームス社長とサイモン社長の3人でランチをしました🍴ここでは書けない(スミマセン💦)業界の裏話も聞けたり、ランチビールも勿論有りの愉しい「男子会」でした!