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WASHINGTON, DC

6/24/2018




先月のアメリカ出張の話題の続き。
こちらは先月でしたが、来月にはもう次の(定例)出張が迫っているので駆け足でご紹介させていただきます...


旧友との再会をメリーランド州で果たし、1泊の後隣接するワシントンDCまで送ってもらいました。
アメリカ合衆国の首都で見聞を広める貴重なチャンス。
日曜も旧友と軽く廻ったのですが、月曜は天気もよかったのでジョギングをすることに。
今年に入って出張先でも走るようにしており、風光明媚な都市が多いのでなかなか楽しいものです♪


こちらはホワイトハウス前の公園にいたリス。








ああっ、実物を拝める日がくるとは✨
どうも平日の朝は目の前まで行けないみたいですが、ちょっと離れた方が写真は撮りやすいような。
直前にテキサス州の高校で乱射事件があった為、街中の国旗は半分下ろされていました...








「ホワイトハウスより立派なのでは??」と思ったのが横にある「アイゼンハワー行政府ビル(旧行政府ビル)」。
1888年に建設された、威厳のある欧風建築です。
他にも政府機関や美術・博物館など立派で大きな建物がとにかく多く、ワシントンDCは「急速に発展したアメリカが計画的に作り上げた壮大な首都」だったことを伺い知ることができました...




リンカーン記念堂。
この池は「リフレクティング・プール」と呼ばれ、水深は30㎝程しかありません。
映画「フォレストガンプ」の有名なシーンでは、主人公と恋人がプールの中心で抱き合い感動の再会を果しましたね✨








リンカーン記念堂からリフティング・プールを挟んだ反対側には、「ワシントン記念塔」がそびえます。
1時間ほどで色々なところを廻れ、すごく気持ちのいいジョギングでした♪






P.S.
この日の朝にホテルから走り出すと、サイレンを鳴らした10台程の白バイに先導された大統領ご一行がすぐ近くを通っていきました💦
アメリカだけあって移動も賑やか♪

MARYLAND

6/16/2018




NYを離れ、土曜日にメリーランド州に向かいました。
恥ずかしながらアメリカの地理に疎いので今回行くまで知りませんでしたが、NYからクルマで南に3,4時間程。ワシントンDCに接する自然と都会が融和する場所です。


実は今回の旅のもう一つのミッションは、英国留学時代に一番最初の大学付属語学学校で一緒だった韓国の友人に22年振りに再会すること。昨年の出張では、急遽帰国することになったため叶いませんでしたが今回ようやく...








空港で無事再会を果たし、彼の自宅へ。
日本の感覚でいうとかなりの高級住宅街にあり、シャッター付きの車庫(2台)にいくつもの大きなベッドルームがある豪邸でした💦テラスからの眺めも最高♪古くからの友人が異国で頑張り成功し、その地に根ざした生活を築きあげているのをこうやって見れるのはやはり嬉しいものです。


一緒に英国にいたのは1年ほどでしたが、本当に多くの時間を過ごし、色々なところに行ったり、飲み明かしたり...
夏休みには彼のソウルの実家にも遊びに行きました。
彼の方が先に帰国しましたが、当時はまだEメールもあまり普及していないなか(後で聞いたところ)98年に彼の一家がアメリカに移り住んだところでロストコンタクト... 数年前にSNSで彼を発見し、メリーランドで二人の娘を持つ父&社長になっていたことを知ったのでした。








州都ボルチモアまでは30分ほどの距離。
大リーグの「ボルチモア オリオールズ」と言えば、巨人の上原投手が在籍していましたね⚾
こちらのクラシックな建物に入る老舗のシーフードレストランPHILLIPSでまずは祝杯を上げ、名物のシュリンプをたくさんいただきました♪








お腹いっぱいになり港を散歩すると、なぜか潜水艦が!?






こちらは1944年12月に就役した、アメリカ海軍の潜水艦Torsk。
いまは港に固定され、有料ですが中に入ることができます。








私は現代の潜水艦(海上自衛隊)に乗せてもらったことがありますが、第2次大戦中の潜水艦は初めて。
もともとミリタリー好きな方なものの、後で調べると日本近海で複数の船を沈めていたらしく...
平和な時代に生きていることに感謝です。


夜は自宅でたくさんの手料理(私の好きな韓国料理)を振舞っていただきました。たくさん飲み、たくさん話した本当に楽しい夜でした✨








翌日は、ワシントンDCに送ってもらう途中に、今開発が進んでいる「ナショナルハーバー」へ。
東京で言うとお台場のような雰囲気の場所です。








州内最大級のカジノができたから行ってみよう」というので、MGM NATIONAL HARBORへ。
人生初のカジノ体験でした♪
「100ドル」と予算を決め挑んだところ、1回は倍近くまでいったものの90分程で終了。(ブラックジャックでした)
私はのめり込むタイプではなさそうですが、旧友と一緒の初めての経験は本当にPricelessな時間でした...

NYC LEONARD LOGSDALE & THE ARMOURY

6/09/2018




NYの話題の続きです。
HUNTSMAN(ハンツマン)を訪れた後に向かったのが、アメリカンテーラーではトップと言われる高級テーラー LEONARD LOGSDALE(レオナルド・ログズデール)でした。
工房を併設したサロンはセントラルパークから遠くない53stのビルの4F。


接客後だったのでちょっと散らかっていますが、手前に見える星条旗のライニング(裏地)は流石USA!、ですね♪






以前に弊社FB(フェイスブック)でもご紹介させていただきましたこちらの写真。

レオナルド・ディカプリオが映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で着用していた、英国H.LESSER(H.レッサー)の生地を使用したこのスーツを仕立てたのはLEONARD LOGSDALEでした✨
政財界の要人だけでなく、数えきれないほど多くの映画衣装を手掛けてきたそうです。






こちらが御大、Mr.ログズデールです!
実はバリバリの英国出身で、サヴィル・ロウで自身のテーラーを構えたキャリアを持ちます。
1991年に本拠をNYに移し、今では全米屈指のテーラーと称されるまでになりました。
息子のログズデールJr.も数年前に加わり、ファミリーでビジネスを展開しています。
ビスポークスーツのスタート価格は$7,800(約85万円)との事でしたので、やはりかなり高級です💦


「なぜNYに拠点を移したんですか?」と質問すると、「恋に落ち、結婚したのが偶然American Girlだったのさ。笑」と明快なご回答でした✨








そしてもう一軒お邪魔したのは、香港を本拠とするセレクトショップで、「世界のドレスウェアファッションを牽引する存在」とまで言われる名店 THE ARMOURY(ジ アーモリー)のNY支店。近年注目されているお洒落なエリア、トライベッカにありました。


様々なセレクテッドブランドの他、LIVERANO & LIVERANO(リヴェラーノ&リヴェラーノ/伊フィレンツェ)など洋服好きを唸らすサルトのトランクショーを開催したりたり絶えず注目を集めている同店。こちらのNY店では、日本で「アメリカントラッド」の第一人者と言われるテーラーさんのトランクショーも行われているようです♪








おおっ!オーナーのマーク・チョーさんが!!
実は私、彼とは展示会やパーティーで顔見知りで、弊社にお越しいただいたことも...
日本を出る前に「お会いしたかったんだけど、予定が変わってしまいNYを離れることに💦」と連絡を貰ったんですが、そこから更に予定が変わり再度NYに来られたようでお会いすることができました♪
店の奥のビスポーク専用サロンで、同店の扱うスーツや、業界ニュースなど色々お話しできて充実の時間でした。
彼がオーナーを務めるもう一つのブランド、タイのDRAKES(ドレイクス/英)の直営店も近くにあり「よかったら寄って行って!」と言っていただき、時間の都合でお邪魔はできなかったものの偶然タクシーで前を通りました。
THE ARMOURYよりも間口が広く、モダンで立派なお店でビックリ!
柔らかな物腰のジェントルマンでありながら、国際的な敏腕ビジネスマンの顔を持つ彼からはいつも多くの刺激を頂きます...


実質1日でしたが、内容の濃いNYステイでした!!



NYC HUNTSMAN -Ⅱ-

6/02/2018
                                                  


サヴィル・ロウを代表するテーラーの一つ、HUNTSMAN(ハンツマン)が昨年NYに開いた支店/サロンの訪問記を続けさせていただきます。

天井が高く素晴らしいラウンジの他、大小多くの部屋から構成されるこちらのサロン(57 St.)
前回チラッと書かせていただきましたが、実はとある有名俳優が私邸として使っていたのです。
その方とは...




グレゴリー・ペック!!
あまりにも有名な映画「ローマの休日」でのオードリー・ヘップバーンとの共演の他、多くの名作で活躍した往年の「銀幕のスター」です♪




実はグレゴリー・ペックはHUNTSMANを長年愛した顧客の一人であるだけでなく、血縁にあたる方が今HUNTSMANのPRに関わっているなど非常に縁深いそう。
本人が愛用した衣装ケースや...


勿論数々のスーツも!!
こちらは1960年のHUNTSMAN製なので、「ローマの休日」から7年後ということになります...




他にもアメリカ人顧客の様々なアーカイブが♪
あの元「大統領」もHUNTSMANの顧客だったようで...




(サヴィル・ロウのHUNTSMANが舞台となった)映画「KINGSMAN(キングスマン)」はアメリカでも大ヒットだったようで、近年は若い顧客も増えてきているそう。
ちなみに、そのプライスゆえ「サヴィル・ロウで最も高級なテーラー」と言われてきた同社のビスポークスーツは、現在5,200ポンド(約78万円)がスタートプライス。
仮縫いでロンドンへ2,3往復するNY支店のスーツも、なんと同じ価格で販売されているそうです$





HUNTSMANのハウススタイルと言えば、やはり「一つボタン」と「砂時計を彷彿とさせるウェストの美しいくびれ(イングリッシュドレープ)」。
上の(KINGSMANに登場したオレンジヴェルヴェットのディナースーツを彷彿とさせる)美しいモスグリーンのディナースーツ(米名:タキシード)は、「飾っておいたら4,5着注文が入ったよ」とのこと✨




クラシックで格式高いロンドンのフィッティングルームとは一味違う、モダンで広いフィッティングルーム。
現代のアメリカの紳士達は、こちらでサヴィル・ロウのビスポークスーツをオーダーしています♪

なかなか入れない予約制のサロンを隅々まで丁寧にご案内いただいた、ディレクターのエドワード・トゥルコ氏には本当に感謝です!!