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GALA DINNER AT NO.1 SAVILE ROW

12/01/2014


紳士服の聖地 サヴィル・ロウ(ロンドン)の1番地と言えば、ロイヤルワラント(王室御用達商)3冠テーラー GIEVES & HAWKES(ギーブス&ホークス)の所在地として有名です。
1771年創業のこの名門テーラーに於いて、同じく350年という輝かしい歴史を誇るイタリア服地の名門ミル VITALE BARBERIS CANONICO(ヴィターレ バルベリス カノニコ/以下 CANONICO)とのコラボレーションによるガラディナーが行われ、光栄にもご招待いただいたのでお邪魔してきました!




まずはカクテルタイム!
すでに多くの招待客で賑わっています。
クラシック且つモダンな店内はブラックタイ(ディナースーツ=タキシード)のドレスコードに相応しいプレミアムな雰囲気。サヴィル・ロウの老舗テーラーの中でも突出した規模を誇る同店だからできるイベントと言えます。




奥にある吹き抜けの広いスペースは、なんと着席ディナー会場に様変わりしていました!
こちらは通常多くの什器が並ぶプレタポルテ(既製服)の売場なのですが、この夜の為に全て運び出した模様。CANONICOのイベントはとかくサプライズが多く、昨年の350周年記念レセプションでも直前までどこがディナー会場なのか知らされてませんでしたが、今回もまさか(150人という人数で)店内で着席ディナーをするとは思っていませんでした!




今回のガラディナーの趣旨は、最近行われたGIEVES & HAWKESのリニューアルと、ブランド同士のコラボレーションにまで高まったCANONICOとの取り組みを祝うもの。
ウインドーにはこの日の為に製作された6着のビスポークスーツがディスプレーされていました。
サヴィル・ロウのテーラーとイタリア服地メーカーのこのようなパートナーシップは今まで見たことがなく、高級スーツ業界でも国際化が進んでいることを改めて実感します。。。




スーツの説明をしているのが、この日のホストの一人 フランチェスコ・カノニコ氏。
CANONICOの13代目にあたるクリエイティブディレクターで、近年は躍進を続ける同社の顔として活躍されています。




さあ、ディナーのスタートです!
フランチェスコ氏ともう一人のホスト、GIEVES & HAWKESのチーフクリエイティブオフィサー ジェイソン・バスマジャン氏の挨拶で賑やかなディナーが始まります。




この建物の2階には多くの貴重な資料を集めたアーカイブルームなどがありますが、大半は吹き抜けになっている為これだけのスペースがあります。
この素晴らしいパーティー会場が普段はスーツ売り場とはなかなか信じられません。。。




デザートが終わる頃は知った顔同士あちこちで輪が出来会話が弾みます。
私も同行者やお知り合いのお陰ですごく愉しい時間を過ごすことができました!




11月の中旬、既に街中クリスマスデコレーションで溢れていたロンドン。
今回は短い出張でしたがハリス&ルイス島、そしてロンドンと大変充実した内容になりました!