先月のスペイン旅行の模様を書かせていただいている最中でしたが、実は今晩日本を経ちまたヨーロッパに旅立ちます為(今度は出張)、駆け足で残りの旅程を紹介させていただきます!
旧友カップルにアンダルシア州の州都セビリアまで迎えにきてもらい🚙、目的地である古都カディスに向かう途中に立ち寄ったのがへレス・デ・ラ・フロンテーラ。「シェリー酒」と「フラメンコ」で有名なこちらも歴史ある街で、旧友イランチュのイギリス人のパートナー ロバートがなんとシェリー醸造所の「英語ツアー」を予約してくれてました!
こちらは最大手の醸造所の一つ、「ゴンザレス・ビアス」。
Tio Pepe(ティオ・ペペ=「ホセおじさん」の愛称)というブランドがダントツ有名で、スペイン人なら誰でも知っている国民的シェリーだそうです✨
広大な敷地なので、途中はこのようなトロッコバスに乗せてくれて快適でした💛ほんとここも「楽園」のように美しく平和な雰囲気です、、、
一番上の樽のサインは「徳仁」とあり、92年に来場された今上天皇陛下のものです♪
この後はロバートとしっかりテイスティングを楽しんできました🍷
そしてついに今回の旅の目的地であるカディスへ。
フェニキア人によって約3000年前に築かれたアンダルシアのこの美しい港町は、「西欧最古の街」として有名なことを今回初めて知りました。学生時代からの旧友イランチュ(&ロバート)の所有する18世紀モロッコ調の素敵な部屋に2泊させて貰うことに✨
市街を散歩したり、ビーチにいったりこの美しい古都を満喫してきましたが、こちらは太西洋側のカディス旧市街を散策した時の模様。こちらのビーチは、「007 ダイ・アナザー・デイ」でハル・ベリー演じるジンクスがジェームス・ボンドと出会ったシーンで有名なところです💛
カディスは西欧の南端に位置しモロッコまでは100キロないそうで、まだ見たことのないアフリカ大陸に思いを馳せてみたり、、、
最後の晩は、モロッコ風建築が美しいレストランで美味しいアンダルシア料理をいただました✨ 約30年前にイギリス(イングランド北部リーズの大学)で出会い、昨年はロバートと一緒に軽井沢まで遊びに来てくれたイランチュ。まさに「生涯の友」になりそうです、、、
一緒にマドリードに戻るイランチュが「マドリードより、世界遺産のトレドがいいんじゃない!?」とのことで、私も2度目で彼女に連れて行ってもらうことになりました。
先史時代から人が住んでおり、西ゴート王国がイベリア半島を支配した560年にアタナヒルド王によって首都とされたトレドはとてつもない歴史を誇ります。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教による異文化の混合によって作れらた街並みはしっかりと保全され、中世に戻ったような圧巻な景観です、、、
なんとも言えない壮麗なデコレーションですね、、、
これで家内との「20年越しのハネムーン」は大充実にして無事終了。
(台風により)危ぶまれた帰りの便も、予想より速度が遅かったため一安心でした。
さあ、もう少しでまた空港に向かいます!