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VBC

9/29/2024

 

先週末に海外出張から戻り、今週後半は関西方面に出張でした🚅
8月中旬から「東京にいる方が少ない」感じでしたが😅、これで落ち着いてデスクワークができるので何回かに分けて出張の模様を紹介させていただきます!

深夜便で成田を発ち、ヘルシンキ経由で朝10時に到着したのはミラノ。
最初の目的先VBC(ヴィターレ・バルべリス・カノニコ)からはドライバーがお迎えにきてくれ、そのまま直行しました🚙



あいにく日本担当のセールス カリムは入れ違いで日本におり😅、今回は中国等担当で若さ溢れるマッテオが来秋冬シーズン(AW2025)コレクションの紹介をしてくれました♪


ランチタイムには、創業家の13代目にあたるクリエイティブディレクター フランチェスコに誘って貰いいつものローカルレストランへ。こちらは食事が素晴らしいのは勿論、ベテランスタッフ(凄い貫禄ですが、オーナーではありませんw)のカンツォ―ネが素晴らしいことでも有名✨ 久しぶりに美声を聴かせて貰いました💛


食後に新コレクションからのセレクトが終ると、初訪問の弊社スタッフの為に社内ツアーをしてくれました!
何度来ても圧巻のアーカイブルームには、創業された年代からの様々な(他社のものも含め)生地アーカイブが保管されています。こちらの部屋にはなんとバーカウンターも🍸



そして工場へ。倉庫では、全自動で反物が運ばれていきます。この規模、先進性こそVBCが他社と一線を画す大きな理由の一つと断言できます、、、


織機は約50台とひと昔前の大きなミルに比べると大きな数ではないのですが、とにかく各行程が効率化されているので他社の何倍もの生産数を実現しています。全ての織機には防音のカバーが取り付けられていて、これも従業員の聴力を守る為に同社が初めて実践したそうです。この後は仕上げまで全ての工程を見学させて貰いました。

東京から長い一日でしたが、大変充実の出張初日でした✨

BACK

9/22/2024

 

昨日11日間の海外出張から戻りました。
先月後半の休暇を入れると、この1ヶ月は2/3近く日本にいなかったことになる&来週は国内出張もあるので流石にやる事が山積みで💦 新規ブランドや、新商品などエキサイティングなプロジェクトもあるので、速やかに仕事を進めていきたいと思います、、、

今回の出張の模様は何回かに分けてご紹介させていただきます!

JEREZ, CADIZ & TOLEDO

9/10/2024

 先月のスペイン旅行の模様を書かせていただいている最中でしたが、実は今晩日本を経ちまたヨーロッパに旅立ちます為(今度は出張)、駆け足で残りの旅程を紹介させていただきます!

旧友カップルにアンダルシア州の州都セビリアまで迎えにきてもらい🚙、目的地である古都カディスに向かう途中に立ち寄ったのがへレス・デ・ラ・フロンテーラ。「シェリー酒」と「フラメンコ」で有名なこちらも歴史ある街で、旧友イランチュのイギリス人のパートナー ロバートがなんとシェリー醸造所の「英語ツアー」を予約してくれてました!


こちらは最大手の醸造所の一つ、「ゴンザレス・ビアス」。
Tio Pepe(ティオ・ペペ=「ホセおじさん」の愛称)というブランドがダントツ有名で、スペイン人なら誰でも知っている国民的シェリーだそうです✨
広大な敷地なので、途中はこのようなトロッコバスに乗せてくれて快適でした💛


同社の歴史や製造工程のビデオを観たあとは実際のセラーを見学。
ほんとここも「楽園」のように美しく平和な雰囲気です、、、


ひとつのセラーは、「来場した各国王族やセレブリティのサイン専用」のものでした。
一番上の樽のサインは「徳仁」とあり、92年に来場された今上天皇陛下のものです♪
この後はロバートとしっかりテイスティングを楽しんできました🍷


そしてついに今回の旅の目的地であるカディスへ。
フェニキア人によって約3000年前に築かれたアンダルシアのこの美しい港町は、「西欧最古の街」として有名なことを今回初めて知りました。学生時代からの旧友イランチュ(&ロバート)の所有する18世紀モロッコ調の素敵な部屋に2泊させて貰うことに✨


市街を散歩したり、ビーチにいったりこの美しい古都を満喫してきましたが、こちらは太西洋側のカディス旧市街を散策した時の模様。こちらのビーチは、「007 ダイ・アナザー・デイ」でハル・ベリー演じるジンクスがジェームス・ボンドと出会ったシーンで有名なところです💛
カディスは西欧の南端に位置しモロッコまでは100キロないそうで、まだ見たことのないアフリカ大陸に思いを馳せてみたり、、、


(こちらがその有名なシーンです!)


最後の晩は、モロッコ風建築が美しいレストランで美味しいアンダルシア料理をいただました✨ 約30年前にイギリス(イングランド北部リーズの大学)で出会い、昨年はロバートと一緒に軽井沢まで遊びに来てくれたイランチュ。まさに「生涯の友」になりそうです、、、


カディスを発ち、日本への帰国便はマドリードからなので丸一日過ごすことに。
一緒にマドリードに戻るイランチュが「マドリードより、世界遺産のトレドがいいんじゃない!?」とのことで、私も2度目で彼女に連れて行ってもらうことになりました。
先史時代から人が住んでおり、西ゴート王国がイベリア半島を支配した560年にアタナヒルド王によって首都とされたトレドはとてつもない歴史を誇ります。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教による異文化の混合によって作れらた街並みはしっかりと保全され、中世に戻ったような圧巻な景観です、、、


こちらトレド大聖堂は1493年に完成。
なんとも言えない壮麗なデコレーションですね、、、



最後は丘の上のホテルで冷たいカクテルを🍸
これで家内との「20年越しのハネムーン」は大充実にして無事終了。
(台風により)危ぶまれた帰りの便も、予想より速度が遅かったため一安心でした。

さあ、もう少しでまた空港に向かいます!

REAL ALCAZAR

9/05/2024

バルセロナから国内線で飛んだのが、アンダルシア地方の州都セビリア。
実は今回の目的地はセビリアではなかった(=車で1時間ほどの古都、カディス)のですが、最寄りの空港がこちらとのことで、夜到着して一泊することに。
翌日の昼に旧友カップルに迎え🚙に来てもらうまでゆっくりしてようかと思っていたのですが、「セビリア行ったらアルカサル宮殿はマストよ!」とのことで急遽予約して午前中に行ってきました。


恥ずかしながら私はこちらの宮殿に関して全く知りませんでしたが、しっかり世界遺産で凄いスケール💦
以下、ウィキペディアから:

 アルカサル(Real Alcázar de Sevilla)は、スペインのセビリアにあるスペイン王室の宮殿である。14世紀、カスティーリャ王ペドロ1世の命により、イスラム時代の宮殿の跡地にムデハル様式で建設が始められた。グラナダのアルハンブラ宮殿を意識した構造になっている。15世紀から16世紀にも増築されたため、ゴシックやルネサンスなどの様式も混じっている。


メインの宮殿の中庭は「最もアイコニック」なビューの一つ✨



驚かされたのは「ほぼ全ての部屋が観覧可能」なこと。
「ムデハル様式」とはスペインとポルトガルで発展した建築様式で、イスラム建築とキリスト教建築が融合した美しい装飾が特徴。保存状態もよく、溜息のでる壮麗さです、、、


庭も全てのエリアに入れますが、広すぎて写真に撮りきれません💦
沢山の池、噴水、溢れる緑、、、孔雀が何羽も歩いていました💛
天気にも恵まれ、「楽園ってこんなところなんだろうな~」としみじみ思ったり、、、


こちらは王族の結婚式にも使われた大広間だそうで、、、

私にとっては「こんな凄いところがあったのか💦」ですが、同じアンダルシアの古都グラナダの宮殿(同じく世界遺産)はさらに上回る規模だそうで😂

スペイン王国の輝かしい歴史の一部をしっかり見せて貰いました✨
(続く)