READY-MADE コーナー |
スーツ好きの方はご存じかと思いますが、サヴィル・ロウ1番地に白亜の立派な店舗を構えるこの通りを代表するテーラーの一つで、その歴史は1771年にまで遡ります。
久しぶりの訪問でびっくりしたのは、店内の雰囲気がかなり変わっていたこと。
もともとG&Hはこの通りでもいち早くREADY-MADE(既製品)に力を入れていたのですが、いまの店内は伝統的なテーラーであることを忘れるほどモダンです。
写真の右奥に見えているのはシューポリッシュ(靴磨き)のコーナーで、こんなサービスも行なわれています。
BESPOKE-SHOES コーナー |
こちらの運営は別事業であり、SHOP IN SHOPの形態を取っています。
マネージャー様曰く、「お互いの顧客をシェアできるところにメリットがあります」とのことでした。
BARBER & GROOMINGコーナー |
移転してしまったAUSTIN REEDの旧本店の地下にも立派なコーナーがありましたが、こちらも素晴らしい雰囲気でした。
英国で「紳士はテーラーとバーバー(理髪店)は簡単に変えない」といった格言を聞いたことがありますが、紳士にとって大切なこの2つのショップを融合させることは、かの国では至極自然なことなのでしょう。。。
この他にも、アンティークの調度品をレストア&モダナイズして販売しているコーナーもあり、見ていて愉しくてしょうがありませんでした。
同店の先進性を改めて感じた、充実のツアーでした!
(次回、普段は見れないアーカイブの数々について書かせていただきます)