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ANOTHER SKY

3/12/2019

実質1日のナポリ滞在の後、土曜日の始発フライト(ミュンヘン経由)で向かったのは英国マンチェスター。
実はこの週末はあるプロジェクトがありました...
元々3世代に亘る取引先のゴント家で、11歳の時にホームステイをさせて貰って以来の特別な友人ジョンとウィリアムに会いに久しぶりにヨークシャーを訪れたのです。

織物の生産事業(EDWIN WOODHOUSEブランドの高級服地)は10年前に売却したものの、広大な工場団地と全国に持つ不動産を管理する会社を立ち上げた二人は、従兄弟同士の社長として業績を向上させてきました。
マンチェスター空港までウィリアムが迎えに来てくれ、まずは車で約1時間の商業都市リーズにある旧ミル(織物工場)へ。この日はテナントに貸し出していないスペースを利用したアートとアンティークのイベントが行われていて大賑わい✨
ちなみにこちらは昔反物を置く倉庫だった部屋です。



こちらは以前仕事で来ていた時に、打ち合わせやランチをしていた"BOARD ROOM(取締役室)"。
綺麗になってましたが、雰囲気はほぼ変わらず懐かしくなってしまいました。
私は若い頃煙草を吸っていて、(勿論許可を得て)この部屋で吸っていたら当時の共同社長達(ジョンとウィリアムの父親である兄弟)から「身体に悪いからやめなさい!」と言われたのも今となってはいい思い出です...




私は留学の初めの年はリーズの語学学校にいましたが、(ホームステイをさせてもらったゴント家の本拠地)ハロゲートにはよくドライブ(約50分)で訪れていました。この街は北イングランド有数の豊かな街として知られ、綺麗な街並みやローマ時代の温泉(スチームバス)で有名なのです。
ハイストリートの入り口にあるカフェ"BETTYS(ベティーズ)"は、全英にその名を轟かせる人気店。
久しぶりに連れてきて貰いました♪




友人達にせがまれ、毎週の様に車を走らせここに紅茶(特にアールグレイ)を飲みに来たものでした。
ピアノを弾いてた方が「お、また来たな」という感じで微笑んでくれたのが懐かしく...
この時は演奏はありませんでしたが、久しぶりの本場の味を堪能しました✨

この晩は、(ホームステイでお世話になったジョンの両親)デヴィッドとヴィッキーが旅行で不在だったものの、以外の一族が揃い旧マナーハウス(貴族の館)のレストランでウェルカムディナーを催してくれました。場所が立派過ぎて写真を撮り忘れたのが残念💦




ジョンの家は子供達がまだ小さいこともあり、一人息子がロンドンに行っているウィリアム家に泊めてもらいました。40頭近くの羊を飼い、狩猟や釣りも嗜むまさに「カントリーライフ」を実践するウィリアム。
朝はエサやりを手伝ったりもの凄くアジのある「クラシックレンジローバー(1967年式)」を運転させてもらったり、短いながらも「美しいカントリーサイド」での時間を愉しませてもらいました!




左がジョン(私の1歳下)で、右がウィリアム(私の数歳上)です。
最後はジョン一家とランチをした後、(私が2年間過ごした)古都ヨークの駅まで送ってくれました。
「ヒデアキ、ここはお前の第2の故郷だから、いつでも待ってるよ」という嬉しい言葉を思い出しながらロンドンに向かう特急に揺られたのでした...