la mode europeénne sélectionné pour vous

BREZZA

4/25/2016


いよいよ来週はゴールデンウィーク!
木々は新緑で溢れ、色彩がどんどん明るくなっているのを日々感じることができますね♪

今日はこれからの一着にお勧めしたい、サマーコレクションのご紹介です。




こちらは弊社オリジナルのコットン&リネンコレクション、BREZZA(ブレッツァ)。
シルクのような光沢とソフトでしなやかな風合いで知られる、「超長繊維綿花」スーピマコットンを始め、ファンシー柄コットン、3種のリネンファブリックで構成されるコレクションです。




スーピマコットンは「無地」、「ストレッチ」、「ファンシー」、「シアサッカー」の4種で
展開。他にも、根強い人気の「カモフラ」、ブルー×ホワイトの色調が爽やかな「ダンガリー」などがあり、創作欲を掻き立てられます♪




最近メディア等でもよく見聞きするように、行きすぎたクールビスへの反動から「ドレスアップ」がこの夏のキーワードになっているそうです。
リネンのジャケットを颯爽と着こなすビジネスマンは、やっぱり素敵ですよね…

ベストシーズンを逃さないよう、ぜひお早めにチェックしてください!

GRAND CRU FEATHER WEIGHT

4/18/2016


久しぶりに新コレクションのご案内です!

英国を代表する名門マーチャント、HARRISONSから今季リリースされたGARND CRU FEATHER WEIGHT(グラン・クリュ フェザーウェイト)。




ウールスーティングの最高峰 GRAND CRUの軽量版、3シーズン対応ファブリックとして登場したこのFEATHER WEIGHT。
直径約16ミクロンの繊細なオーストラリアンメリノを経緯(縦横)ともに双糸使いしながら、フェザータッチの素晴らしい質感と最高のエレガンスを融合。陽光の眩しい季節に、エグゼクティブの凛とした装いを演出します。

最近また注目され始めたストライプでは、こんな鮮やかなブルーが…




飽きの来ない無地系では、ピンヘッドで人とは違った個性をさりげなく演出するのもいいかも知れません…




伝統的なグレンチェックも、2トーン明るいカラーをセレクトすると一気にモダンなイメージになりますね…

空も気持も明るくなってくる春、そんな季節に相応しい一着をぜひお探しください!

STONEHENGE

4/14/2016


先日の出張の話題の番外編です。

ロンドンでのフォーマルディナー(BTBA FESTIVAL DINNER/詳細はこちらから)の翌日、LBD-HARRISONSやFOX BROTHERSが所在する南西イングランド(デヴォン、サマセット)に向かったのですが、久しぶりにクルマでのロングドライブとなりました。

途中、学生時代以来となるSTONEHENGEの横も通り感激!(中まで行こうとしたところ、あいにく駐車場からバスで行くシステムに変更され、時間がかかりそうなので断念)
紀元前2000年以上前と言いますので、なんと4千年以上前(!)の遺跡は当時とあまり変わらないであろう草原のなかに佇んでいました。
前回は間近まで行きましたが、遠くから見た方が全容がよく分かる気がします。




昼食を入れて4時間程のドライブ。
LBD-HARRISONSのジェームス、マーク両社長(そして日本からのお取引先様)との4名での道中は、色々な会話や景色を愉しみながらの充実した時間になりました♪

FOX BROTHERS -Ⅱ-

4/04/2016


「英国フランネルの代名詞」FOX BROTHERS(フォックス ブラザーズ)の初訪問記後編です。
近年は英国ミルが多く集まるヨークシャー(北イングランド)に行く機会もめっきり減ってしまい、設備の整ったイタリアのミルに馴れてしまっていましたが、これぞ「THE 英国」というミルに久しぶりにお邪魔して嬉しくなってしまいました♪




フランネル以外の生地や、量産用に新しい織機も若干ありますが、殆どの織機は今では英国内でも殆ど見る事の無くなった旧式のもの。HEALD(ヒールド/中央に穴が開いた金属製の細長い棒。製織の際、経(縦)糸を上下させ柄を出す重要な役割を持つ)はハリスツイードなどの人力織機で使われるようなクラシックな形状でビックリしました!




工程が前後しますが、WARPING(ワーピング/整経)で使われる機械もやはり旧式。




経糸をこのように引き揃えて巻き取っていきます。
これはチェック柄のようですね…




こちらはHEALDに経糸を通していく作業(WARP DRAWING/ワープドローイング)、なんとオールバイハンド!
ヨークシャーでも殆ど見る事が無くなった懐かしいシーンを、ここサマセットでは今でも毎日見る事ができます。




織機にセットする準備が済んだ経糸。
きっと何十年も変わっていない光景がここにあります。




製織後のチェックはこちらでもベテランの女性が…
力がいらず繊細な眼が求められるので、どちらのミルでも女性が活躍しています。




歴史のあるミルだけあって、各所に古い機械やアーカイブが置かれています。
下写真のコートは、戦時中に実際に着用されたFOX BROTHERS製生地のものです。




愉しい時間も終了、ロンドンに戻る時間になりました。
余談ですが、工場内ショールームの一部には、チャールズ皇太子御用達として知られる名店ANDERSON & SHEPPARD(アンダーソン&シェパード)出身の熟練テーラーが間借りして営業しています。ロンドンやアメリカにも多くの顧客を持つ売れっ子で、今も忙しく飛び回っているそう。
英国の物づくりの健在ぶりが見れ、充実の一日になりました!