la mode europeénne sélectionné pour vous

GOODWOOD FESTIVAL OF SPEED

6/29/2014
 


今回は英国のモータースポーツの話題です。
日本でも近年多くのスピードレースやクラシックカーのイベントが行われていますが、本場の英国では(恐らく日本の多くの方が知らない)大規模なイベントが存在します。
その一つがGOODWOOD FESTIVAL OF SPEED(グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード/以下 フェスティバル・オブ・スピード)で、ちょうど本日までの4日間開催されています。




地名でもあるグッドウッドはイングランド南部のウエストサセックスに位置し、主催者のマーチ伯爵家(Earl of March)は一帯の12,000エーカー(東京ドーム1038個分!)の広大な土地に邸宅、サーキット、ゴルフ場、リゾートホテル、競馬場、そして空港(!)を所有しています。
グッドウッド・サーキットでは第2次大戦後に多くのレースが開催されましたが、1966年以降から30年間は公式レースが行われることはありませんでした。(現代のレースカーに合わせたコースの改装ををオーナーが嫌がったことが理由と言われています)
しかし、1998年にレースが再開されると歴史的なモータースポーツの拠点となり、その中でも特に規模が大きいのがこの“フェスティバル・オブ・スピード”と、秋に開催される“リバイバル”です。




その名が示すように「スピードの祭典」であるこのイベントでは往年のレースカーから最新のフォーミュラが集合し、ヒルクライムで実際にレース走行します。
本場だけあってその走りはパレードの様な生易しいものではなく真剣勝負。
過去には死者も出ているほど過酷なものですが、往年の名車が全力走行している姿を見れる機会はなかなか無い為、クルマ好きは鳥肌がでるほど感激するそうです!

4日間で20万人近くが来場するこのイベント、残念ながら私はこの時期の出張は殆どないので参加する機会がなかなか訪れません。しかし、秋に開催されるクラシックカーの祭典“リバイバル”はもしかすると次の出張がうまく重なるかも知れず、実は今から興奮しています。
この“リバイバル”は来場者にもドレスコード(戦前~戦後のコスチューム)がある格式のあるもので、ぜひ一度は行ってみたい憧れのイベントなのです!

HOLIDAYS

6/21/2014


今回はオフの話題です。
先日タイ在住の高校の同級生に会いに行ってきました!
まずは、以前に連れていってもらいもう一度行きたかったサメット島(バンコクから車で約3時間&船で渡る風光明媚な国立公園)でゆっくり海水浴。




そして翌日は古都アユタヤを初めて訪れました。
滅亡したアユタヤ王朝の王宮や寺院の数々は破壊されたものも多かったようですが、こうやって今も荘厳な風景が広がっています。
写真や映像でしか見たことがありませんでしたが、やはり実際に訪れると圧倒されます。。。

実質2日間と短い滞在でしたが、大変充実した時間で心配していた政情不安の影響も殆どありませんでした。

海外へは出張で訪れるのが殆どでアジアの国へ行く機会もなかなか無いのですが、世界各国で活躍している友人を訪ねるのは楽しみで、もっと多くの国に行ってみたいと思っています!

MARK`S RECOMMENDATION

6/16/2014


「ビジネスマンのファッションバイブル」として人気の月刊誌MEN`S EX。
現在発売中の7月号は英国特集です!
ジャーナリスト長谷川喜美さんの現地取材による“モダンジェントルマンの流儀”のコーナーでは、「英国ダンディズムの担い手」の一人として英国最大のファミリーマーチャント(服地卸商)LBD-HARRISONSグループの共同社長、Mark Dunsfordの全頁インタビューを掲載していただいています。この中で、今季お薦めの生地として紹介されているのが、リニューアルされたばかりのロングセラースーツ地MYSTIQUE(ミスティーク)です。詳しくは>こちら
 



平織りの3シーズン服地として定評のあるこのミスティークは、ビスポークやハイグレードのスミズ―ラに相応しい高いクオリティーを誇ります。



モダンな色柄からクラシカルなストライプまで、英国の今を感じることができる豊富な色柄の数々は見ているだけで楽しくなってしまいます。
MEN`S EX7月号と共に、このMYSTIQUEもぜひチェックしてください!

MERSOLAIR

6/09/2014


関東もいよいよ梅雨入り。
天気も気分もどんよりしがちな時期ですが、カラッと晴れた夏の到来に向け夏物をオーダーするにはうってつけのタイミングです。実際、冬のツイードや夏のリネン・コットンはシーズンの半ばから後半にかけて良く動く素材なのです。
弊社では多くのリネン、コットン素材を扱っていますが、今季のお勧めはやはりリニューアルしたばかりのHARRISONS “MERSOLAIR(メルソレア)”!
詳しくは>こちらから



定番の100%ピュアリネンから、シャリ感のあるモヘアリネンまで。季節感のある素材を着こなせるのは「大人」の条件かも知れませんね。




今季初登場のカレッジストライプ(コットン)は少し派手に見えますが、実際に仕立て上がると物凄く格好良かったりします!



抜粋して見易く編集されたブックレットタイプのサンプルもご用意しています。

最近は「ダンディズム」を冠したテレビ番組が放映されるなど、「大人の粋」が再び注目されているようです。オーセンティックな季節の素材を取り入れ、ぜひ粋な装いをお楽しみください!



AGORA MAGAZINE

6/05/2014


日本航空の月刊紙AGORA(アゴラ)は、国際線ファーストクラスに搭載されると共に、JALカードの最上顧客に向け73万部が発行される非常にプレミアムな媒体です。

このAGORAの今月号には、イタリアが誇る名門ミルVITALE BARBERIS CANONICO(ヴィターレ・バルベリス・カノニコ/以下CANONICO)が全頁に亘り紹介されています。



ジャーナリスト長谷川喜美さんの現地取材に基づくこの記事は、1663年の創業から13代に亘る同社の歴史からもの作りの哲学までを詳しく紹介。
13代目のクリエイティブディレクターFrancesco(フランチェスコ)氏のインタビューもあります。

毎回工場に行くと食事に連れていってくれ様々な話を氏と愉しんでいますが、スーツ、ファッションへの深い造詣と愛は今年の2月にオープンした同社の(バーなどを備えた素晴らしい)アーカイブルームにも表れています。

年間約800万メーターの服地を生産するイタリア服地界の巨人であるCANONICOもリーマンショック直後には売上が激しく落ち込み、そこから昨年は2倍の水準に回復させたことなど私も知らなかった情報も。。。

機会がありましたらぜひお手に取ってご覧下さい!