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GOODWOOD REVIVAL -Ⅰ-

9/28/2014


今回から数回に分け、2週間前にイングランド南部のチチェスターで開催された世界最大のクラシックカーイベント“GOODWOOD REVIVAL(グッドウッドリバイバル/以下REVIVAL)”について書かせていただきます。
以前はフォーミュラレースが行われていたレース場を始め、飛行場、ゴルフ場などこの一帯の広大な土地を今も所有するマーチ伯爵家が、年に一度施設を開放して行うこの有名なイベント。
特筆すべきは、このREVIVALでは古いクルマを集め展示やレースをするだけでなく、スタッフや参加者が40~60年代のコスチュームに身を包みまるで当時にタイムスリップしたかのような雰囲気が実現されていることです。
クラシックカーもヴィンテージファッションも大好きな私にとってはいつか訪れたいイベントでしたが、遂にこの時がやってきました。。。

さて、旅はチチェスター行きの特急が出発するヴィクトリア駅から始まります。




ロンドンから2時間かけ、ドーバー海峡にもほど近いチチェスター駅に到着。
会場を結ぶシャトルバスも4,50年前のヴィンテージバス!
車内はクラシカルな装いをした人で溢れ、戦中・戦後の時代に迷い込んだような錯覚におちいります。




スは15分程でメイン会場横の広場に到着。
ここまではチケットが無くても入れるのですが、既に多くのクラシックカーや第2次大戦時の軍服を着た人などで溢れています。




このイベントは第2次大戦時を中心としたミリタリー系の車両、飛行機、コスチュームなどでも有名なのですが、会場外でも多くの軍人(?笑)が乗ったジープが走り回り、さながらノルマンディー上陸作戦のような光景でした。
どんどん気分が盛り上がってきます!




こちらがメイン会場のエントランス。
さあ、いよいよ憧れのイベントに潜入します!
(次回へ続く)

LONDON WEEKEND

9/22/2014


この週末に9日間に及んだ海外出張から帰国いたしました。
これから数回に分けながら、今回の出張の模様をご紹介させていただきたいと思います。
まず最初の目的地がロンドン。金曜日に一日仕事をし、土曜日は市場調査も兼ねて市内の散策に出ました。アシは今回も公営レンタサイクルの“CYCLE HIRE"です。




いつも宿泊をしているパディントンエリアから(紳士服の聖地)サヴィル・ロウなどのあるウェストエンドに向うには、有名なハイドパークを抜けるのが近道です。
大きな池もあり、走っていてとても気持ちのいい場所です。




ハイドパークには乗馬専用道も整備されていて乗馬を楽しむ人を多く目にするのですが、この日は砂煙を上げながらこの道を早足で行進する奇妙な一団が!
よくよく見ると陸軍部隊の砂上行軍訓練のようなのですが、「馬のアレが落ちていたらどうするのだろう」と余計なお世話ですが心配になってしまいました。苦笑




メイフェアに入ると、数年前にオープンし話題になっているALFRED DUNHILLの旗艦店がありました。重厚な一軒家ショップで凄く素敵な雰囲気です。普段はあまり通らない道で初めて前まで来ましたが、自転車は普段行かないところにも連れて行ってくれるので便利ですね♪




そして聖地サヴィル・ロウに到着!こちらは15番地の名門テーラーHENRY POOLEのウインドーディスプレーです。土曜の午後は殆どの老舗テーラーは休みですが、ショーウインドーを覗くのも楽しいもの。このジャケットに使われている生地"HENRY POOLE CHECK"はHARRISONSとコラボレーションによるものですが、詳細は後日ご紹介させていただきます。




そして同じくHENRY POOLEのショーウインドーには、この週末に開催されていた世界的なクラシックカーイベント "GOODWOOD REVIVAL(グッドウッド・リバイバル)"にまつわるディスプレーもされていました。
これは同店が関係の深いASTON MARTINのヒストリックレーシングチームにウェアを提供していることから毎年この時期に行われているのですが、この憧れのビッグイベントに翌日私も初めて行く予定になっていたのです!
このイベントの模様は次回書かせていただきます。

SKY BARBER(BY PENHALIGON`S)

9/05/2014


昨日、英国王室御用達の香水商 PENHALIGON`S(ペンハリガン)の新作グルーミングラインの発表会が開催され、お招きいただいたので会場のアンダ―ズ東京(虎ノ門ヒルズ)に行ってきました。
47階のスイートルーム全体で、グルーミンググッズを使うシーンが贅沢に表現されています。
(メインラウンジの写真を撮り忘れた為、昼の部に行かれた方の写真をお借りしました。#K・N様 誠にありがとうございます)




スイス製の高級オーディオシステム(なんと600万円するそうです!)が落ち着いた音楽を奏でるベッドルームにはなんとビンテージのバーバーチェアが持ち込まれ、英国式シェービング体験イベントが行われていました。
恐らく世界一高い所でのバーバーサービス(!)で、スカイツリ―や皇居を望む夜景には思わずため息がでます。




こちらが香水から洗顔フォームまで11種で構成されるトータルグルーミングライン、BAYOLEA(バイオリア)。贅沢に2つの洗面台が配置されたパウダールームでは、実際に全てを使用できるように配慮されタオルも用意されていました。




そして私もシェービング体験を受けさせていただきました!
勿論全てBAYOLEA製品を使用しながら、一時の最高に贅沢な時が流れます。。。
さっぱり!の後は、ずっとBAYOLEAの豊潤な香りに包まれていました。




クリスマスシーズンに毎年人気のギフトボックスもベッドの上に置かれていて、このようなライフスタイル製品はこういう住空間でよりリアリティーを感じられる事を実感します。

PENHALIGON`Sは昨年東京で開催されたHARRISONSの150周年記念イベントでもご協賛いただきましたが、日々の生活(オンタイム、オフタイム)をより豊かにしてくれるラグジュアリーブランドという意味でそのフィロソフィーと顧客を共有していることを改めて感じさせていただきました。
ブランドの方々とのお話も弾み、贅沢で愉しい時間を過ごさせていただき本当に感謝しております。

HARRIS TWEED NEW COLLECTION

9/01/2014


先週「残暑はしばらく続きそうですね!」と言ったばかりですが、すっかり秋めいてきました。笑
今後は暑さがもどる日もあるようですが、今これだけ涼しいのも珍しい気がします。
秋冬の一着を考えるなら今!ということで、今回はジャケット地の大定番ハリスツイードの新コレクションのご紹介です。




毎年人気が高い為、今季も58色柄と充実の内容で展開いたします!
400gms/mとライトウェイトで気軽に着ていただける(これでも今時では十分重いのですが 笑)スーパーファインを中心に、本国のメインクオリティーであるフェザーウェイト(490gms/m)のクラシックレンジもしっかり編集されています。




今季はポップな色遣いのチェックや、人気のブラックウォッチに続いてのブラウンウォッチも追加され益々賑やかになりました。
ハリスツイードにはクラシックなイメージをお持ちの方も多いと思いますが、若いクリエイティブディレクターを採用したり、ビビッドな色柄を開発したり、伝統と革新をうまく融合させながら今も世界中の人々を魅了しています。




ちらは10年以上前にハリス&ルイス島を訪れた時の写真。上の方で人力織機を回しているのは私です。この10年でハリスツイードの産業にも大きな変化がありましたが、今も変わらず島の人々により生産が続いているのは本当に嬉しい限りです。再び訪れたいと思いながら、まだ叶えられずにいます。

大量生産出来ない為デリバリーに遅れが出やすいのもハリスツイードの特徴で、今季も若干入荷が遅れる品番がありますがご予約いただくことも可能です。
毎シーズン多くの品切れがでますので、色柄が揃っている今のうちにぜひ新サンプルをご覧ください!