la mode europeénne sélectionné pour vous

VBC LE STAGIONI

4/27/2017


前回からの続き。「今最も勢いがあるイタリア服地ブランド」と言われ、創業なんと350年を誇る名門ミル VITALE BARBERIS CANONICO(ヴィターレ バルベリス カノニコ)の今季の新コレクションのご紹介です。

今回は「オールシーズンの着用」をテーマにしたコレクション、LE STAGIONI(レ・スタジョーニ)をピックアップします!


 


まずは、「モヘア混、平織り、ヘビーウェイト」という特徴的なスペックで人気のMOHAIR QUATTORO(モヘアクアトロ)から。
かつては平織りでウール100%の【通称】サマートロピカルと並び、薄く織り上げられた「モヘア混生地」は夏の定番でした。
こちらは290グラムという秋冬物クラスのヘビーウェイトで、春先から秋口までの長い期間モヘア独特のシャリ感を楽しむことができます。
シワになりにくい素材なので、出張シーンでも活躍しそうです♪




こちらは、「モヘア混、綾織り」という異色の組み合わせで異彩を放つクオリティー MOHAIR TWILL(モヘアツイル)。シルクを思わせる豊かな光沢、表面・裏面の美しいカラーコントラストにはフォーマル感があり、「パーティーやセレモニーでも着れる1着」の需要も多いようです。
綾織りなので冬の間も着用可能で、真夏を我慢すれば1年中着用が可能。




「綾織り・軽量」という違った切り口を持つS110'S PRUNNELLE(プルネル)。
こちらも「真夏を我慢すれば一年中着れる」便利なクオリティーです。
クラシックからファンシーまで色々なデザインが揃っていますが、今季はこんな「変わりダネ」が気になります!




最近雑誌等に紹介されることも多く、「今のカノニコ」をよく具現化していると思われるクオリティー、4PLY(フォープライ)!
縦横に4本撚りの特別な糸を使い、膨らみを持たせてざっくりと織り上げたプロも絶賛の生地です。
390グラムという春夏物では通常あり得ないウェイトは、最高の仕立て上がり生み出すボディーには必須のものでした。真夏と真冬を除けば通年で着用可能です♪




最後は、機能性素材コレクション“EARTH WIND & FIRE(アース ウィンド&ファイア)”からセレクトされた、ウール、モヘア、ポリの3者混クオリティー PORTOFINO(ポルトフィーノ)。
「裏面のポップなプリントでどう遊ぶか?」を考えるのもオーダーの愉しみですね!
 
GWはすぐそこ。夏に向けた1着はもうお決まりですか!?

VBC ABITO & GIACCA

4/13/2017


「世界3大高級時計ブランド」の一角や、日本が誇る和菓子の名門“とらや”とのコラボレーションなど、そのクリエーションがとどまるところを知らないイタリアミルの雄 VITALE BARBERIS CANONICO(ヴィターレ バルベリス カノニコ)。

ハイクオリティーに裏打ちされたそのコレクションは非常に人気が高く、毎シーズン半ばを過ぎると半数以上の生地が品切れになってしまう程です!
今季も大好評をいただいている弊社スペシャルセレクトのコレクションをご紹介させていただきます。

まずは、ABITO & GIACCA(アビート&ジャッカ)から!




春夏向けの3大スーティングクオリティー。
上から“RUSTIC TROPICAL(ラスティック トロピカル)”、“SUPER120'S”、“SUPER FINE KID MOHAIR(スーパーファイン キッドモヘア/キッドモヘア16%混)となります。
全て平織りのライトウェイトな生地で、強撚やモヘアのドライタッチは抜群の清涼感を生み出します。
この時期に季節感のある素材をセレクトしタイドアップしていると、「出来るビシネスマン」のオーラがバッチリ醸し出されますよね♪




こちら昨シーズンから大人気の“WOOL & SILK DOUBLE WARP(ウール&シルク ダブルウォープ)。シルキータッチの素晴らしい肌触りと、光沢がありラグジュアリーな質感はさりげなく違いを主張します。
「他に差をつけたい」ファッション感度の高い貴方におススメの生地です!




幾何学模様が新鮮な“BIARRITZ(ビアリッツ/上写真)”は、機能性素材コレクション“EARTH WIND & FIRE(アース ウィンド&ファイア)”からセレクト。「シャツジャケ」に最適な軽い質感と、「はっ水」という機能性を併せ持つ新クオリティーです。
ハチの巣上で凹凸感のある織りが特徴的な“HONEYCOMB JACKETING(ハニカム ジャケティング/中写真)”や、4者混の“BOUCLE' JACKETING(ブークレ ジャケティング)など、ジャケットコレクションは今季更に充実しています♪

「陽光のシーズン」に相応しい今季の一着は、ぜひお早目にチェックしてください!

VISITING SINGAPORE

4/03/2017
 

今回はオフの話題で失礼します。
SNSの影響か友人、知人の方から「よく出張で海外行ってるね」「いいですね」と言われることが多いのですが、基本的に独り旅で、かつ行く所も限られているので正直「たまには旅行で行きたいな~」とよく思います…(そういう以前にあくまでも仕事なんですが。苦笑)

そんななか、5年前に初めて家族で英国・フランスに行って以来、急遽シンガポールに居住中の従姉一家を訪ねる旅に出る事になりました。
タイ以外の東南アジアは初めて♪

夜中に到着し、目が醒めるとやっぱりまずはマーライオン!




3棟のホテルが船のような形状の建物を上部で支える、独特な形状のホテル「マリーナ・ベイ・サンズ」にも上ってきました。この船のような部分には大きなプールもあります!




実はシンガポール名物の「チキンライス」に目がない私。
早速フードモールでいただきました♪
この日は暑かった(33℃)ので、このあと従姉一家の住むフラットのプールで涼みました。




二日目は、フェリーで約50分の島、インドネシア領のビンタン島へ!
しかし、ちょうど着いた頃から雨が降り出し、このまま止むことはありませんでした…涙




気持ちを切り替え、名物のナシゴレンとビンタンビールを。
本場だけに添えられたサテー(インドネシア風焼き鳥)もジューシーで美味しかったです♪




日帰りでシンガポールに戻り、この晩はフラット近くにあるホーカー(屋台)村へ。
仕事帰りのサラリーマン、OLも多く、「仕事帰りに一杯」の大きな居酒屋みたいな雰囲気でした!




最終日。まだ海に入れてなかったので、車で2,30分で行けるセントーサ島のビーチへ。
昼過ぎから雨の予報でしたが結局夕方まで降らず、午後は天気もよかったので充分愉しめました(^^)

現地実質3日の短い旅でしたが、家族サービスもできたので仕事にしっかり励みたいと思います!

LABYRINTH

3/26/2017


一時的に寒さが戻ってしまいましたが、来週中には(東京では)桜が満開を迎えそうですね♪
これからの季節は、暖かい気候にあった素材感のジャケット地が活躍します。
HARRISONSから今季新登場のジャケット地、LABYRINTH(ラビリンス)は要チェックですよ!




上質なウール、モヘア、シルク、リネンを混紡し、清涼感に富み膨らみのあるテキスチャーへと織り上げられたプレミアムジャケティング、LABYRINTH。
そのネーミングは「迷路のように複雑で、立体的な織り」から来ているそうです。
冒頭には今アツいレッドとグリーンのチェック地が編集されていて、「どんな仕上がりになるだろう?」と想像を掻き立ててくれます。




目を惹くのが、ホップサック調や、鱗(?)調の変わった織りのもの。
ビンテージ感もあり、他とは一味違うオリジナリティーを演出してくれます。
上の生地は、よく見るとネップ(節)が織り込まれています♪




モダンでコンチネンタルなテイストのチェック柄もあり、コレクションは大充実。
春先から秋口まで長く着用できる汎用性の高いクオリティーなので、お気に入りのカラー、デザインを見つけて明るい季節の装いを愉しんでください!

GENTLEMEN'S CLUB

3/20/2017


先月の出張の話題も今回で終わりです。
今回の旅で最も印象的だったのが、初めてとなる"GENTLEMEN'S CLUB(ジェントルメンズ クラブ)"の訪問でした♪

ご存じの方も多いと思いますが、貴族階級(Upper Class)の男子をメンバーとするプライベートクラブとして18世紀に発祥し、その後Upper-Middle Classと呼ばれるエリート層へと拡がり発展したロンドンのジェントルメンズクラブ。
バッキンガム宮殿にほど近い高級地区、セントジェームス界隈には今も多くのクラブが軒を連ね、知る人ぞ知る英国文化のプレミアムな一端を担っています。




今回訪れたのは、1897年創立のクラブ RAC(Royal Automobile Club)。
時の国王 エドワード7世から"ROYAL"の呼称を与えられ、現在もエリザベス女王が総裁を務める名門中の名門です。
自動車由来のクラブだけあって、エントランスホールにはメンバーの車が順番(月2回程度)で展示されています。
上階では、エドワード7世自身が車に乗る肖像画もありました♪




噂には聞いていましたが、設備は豪華で大充実。
レストラン、バーから、プール、サウナ、ジム、図書室などまであり、カントリージェントルマンがロンドンに出て来た時に豊かでリラックスした時間を過ごしていた空間が今もここにそのままの姿であります。





メインのラウンジはこの煌びやかさ♪
一人で仕事をしたり新聞を読んだり、仲間とチェスに興じたり、日本人がイメージしてきた英国紳士の日常そのままです。

ちなみにこの日私を招待してくれたのは、LBD-HARRISONSの共同社長の一人マーク・ダンスフォード。サヴィル・ロウの名門テーラー、HENRY-POOLEの社長がこちらのメンバーであったこともあり、推薦、面接を受け約1年で遂に昨年末同クラブのメンバーとなったのでした!
上階は宿泊施設になっている為、これから彼と一緒の時はこの素晴らしいクラブに泊ることもできます。




帰りがけにHENRY POOLEに寄ると、私のスーツも手掛けてくれたマスターカッターのアレックスがいました。お互いに近況を報告しあい、「またゆっくり飲ろう!」と。

多くの素晴らしい友人に囲まれ、有り難さを再認識した2月のある日でした…
#展示されていた素敵なジャケットは、(LBD-HARRISONSグループの)PORTER & HARDINGのものだそうです♪

FOX BROTHERS

3/09/2017


先月の出張の話題の続きです。 
イタリアからロンドンに入り束の間の週末を楽しんだ後、特急で南西に約2時間の都市エクセターを本拠とする英国最大のファミリーマーチャント、LBD-HARRISONS(LBD-HARRISONS)を訪問しました。(あいにく打ち合わせに終始して、この日の写真はありません。汗)

そして、翌日はエクセターからクルマで40分程の街、サマッセットにあるFOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)を訪れました。言わずと知れた「フランネルの聖地」で、一時はその商標まで保持していた1772年創業の名門ミルです!
今回も社長のダグラスが、愛車のディフェンダーで迎えに来てくれました♪




雰囲気のいいショールームは若干レイアウトが変えられていて、インハウステーラーであるブライアン・スミス氏(名門アンダーソン&シェパード出身の熟練テーラー)の作業場がミルの方から移動されていました。(上写真の右奥)




打ち合わせの前には、ミルの中も久しぶりに覗かせてもらいました。
大規模ミルではまず見かけない旧式織機も健在♪
リズミカルなノイズを久しぶりに聞き、なんだか嬉しくなってしまいました…

GIANPAOLO'S CHOICE

3/03/2017
 

前回の続きです。
プレミアム服地ブランド"ARISTON(アリストン)"を展開する、ナポリの名門マーチャントIMPARATO(インパラート)。
同社の舵は4代目のアメデオとジアンパオロ兄弟が握っており、どちらかというとアメデオが経営を主導。弟のジアンパオロはクリエーションの方で力を発揮しています。
毎回訪れると、シーズンのテーマやおススメを熱く語ってくれるのです♪




「ナポリの夏」と言えばやはり色鮮やかなジャケット生地!
おススメを聞くと、「今年はリネンが熱い!」とのこと。
独特のシワや、既製服では使用が減っている希少性の為か、イタリアでも近年少し需要が下火だったそう。でも、馴染みがなかった若い年代からもこのナチュラルな素材が注目されていることもあり、今年は「人気が出そう」だそうです♪
豊富なカラーバラエティーのなかでも、ジアンパオロの一押しはなんとモデル着用のグリーン!
「難しいカラーに見えるかもしれないけど、実際に着てみるとすごく格好いいんだ」




こちらは"CASHMERE CLUB"に編集された新クオリティー、カシミア30%の4者混(ウール、カシミア、シルク、リネン)です。こんなポップな生地を着こなしたら、女子ウケすること間違い無しですね!




シックな装いがお好みな貴方には、ざっくりとした風合いの3者混(ウール、シルク、リネン)生地をモノトーンで♪今季はこういったモードな雰囲気にも注目だそうです。




「スーツ地のおススメは?」と聞くと、鮮やかなブルーのオーバーチェックと、今トレンド回帰しているストライプをチョイスしてくれました。デザインが大きくても、「チェックやストライプが地に馴染んでいる」ことで目立ち過ぎずフレッシュな印象を演出してくれます。




こちらはウール、モヘア、シルクの3者混で、新登場のクオリティー。
おススメはやっぱりアズーロ(ブルー)とマローネ(ブラウン)!
イタリアンダンディーの基本とも言えるチョイスですね…




最後は変わりダネを…
充実したフォーマル服地コレクションで人気の"EVENTI"に追加されたディナージャケット(タキシード)地は、なんとブルーとレッドのカモフラ柄!
「こんなディナージャケット着てたらお洒落だろ?自分のもこれで作るんだ♪」
日本のパーティーシーンでも、オリジナリティーのある着こなしが増えていますので、多くの方にトライしていただきたいですね!