la mode europeénne sélectionné pour vous

MONKFISH DINNER

12/10/2018


「神田須田町」で昭和16年に創業し、隣の「神田淡路町」に移転しそろそろ4半世紀が断つ弊社。
私は近くの「神田駿河台」で生まれたものの、3歳からは違う場所で育ったこともありまだまだ「知らない神田」が色々とあります。数々の「老舗料理店」でも有名な街なのに、むしろまだ訪れたことのない店の方が多かったり💦
近年、少しは「地域に恩返し」をしないとと思い、商工会の役員をさせていただいているのですが、先週メンバーの経営されている老舗鮟鱇(あんこう)料亭さんに忘年会でお邪魔してきました✨




専門店で鮟鱇をいただくのは初めての私。ショーウインドーで出迎えてくれる鮟鱇(本物)の雄姿に期待が膨らみます♪
ちなみに、こちらの建物は(関東大震災で焼失後)昭和5年に立て替えられものだそうで、十分な趣があります。




メンバーであるこちらの7代目が、スタート前に「吊るし切り」を見せてくれました!鮟鱇は滑ってまな板の上では切りにくいのでこのスタイルになったそうです。




賑やかな忘年会がスタート!美味しい幾つかの小皿のあと、メインの「鮟鱇鍋」が来ると皆大興奮!!
味わい深く、コラーゲンたっぷりの鮟鱇鍋は美味しいだけでなく、美容にも良さそうです♪
「海底であまり動かないので、このサイズの割には食が細い(1週間で鰯1匹位)」とか、「雌の方が雄の倍位の大きさになる」など、豆知識を色々と教えてもらいました。

弊社は「卸売業」なので、神田の会社や個人の方とお取引をすることはあまりありません。なので、「商工会」の活動が地元をより知る色々な機会を作ってくれて有難いです✨

EXTRAORDINAIRE

12/03/2018


寒くなったと思ったら、また暖かくなったり...
どちらかというと「暖冬」が予想されているこの冬ですが、それでもいよいよ12月に入りクリスマスももうすぐ🎄
久しぶりに今季新登場のコレクションのご紹介をさせていただきます!




プレミアムなスーツ地の数々だけでなく、「最高級カシミア」でもその名を馳せてきた英国の名門マーチャント HARRISONS(ハリソンズ)。そのHARRISONSが今季ローンチしたEXTRAORDINAIRE(エクストラオーディネア)は、同ブランドの新しいフラッグシップとなる至高のウーステッド(梳毛)カシミアジャケット地コレクションです!
今回は同ブランド初となる、ルックブック形式の図鑑のように重厚なサンプルで展開されています。
オンタイムにバッチリなシックなデザインから...




ディナージャケットに最適なファンシーなものまで、37の豊富な色柄で展開されています。
ヨーロッパ中の王族が愛してきた至高のウーステッドカシミア服地は、触れれば勿論のこと、その佇まいもなんとも言えないオーラを放っています!既製品では、高級メゾンの超高額商品でないとまずお目にかかることのない本当にハイスペックなファブリックなのです...



数年前に日本でも展開された(オーダー業界の皆さまに向けた、一般非売品)、GLOBE-TOROTTER(グローブ・トロッター/英国王室でも愛用されている、1897年創業のスーツケースブランド) FOR HARRISONSの別注ケースも描かれていたり✨




今月26日までは、ご注文いただいたお客様に「王室御用達ブランド」の特製シャンパーニュを差し上げております。
「ご自分へのちょっとプレミアムなクリスマスプレゼント」にぜひ!

SAVILE ROW

11/28/2018

前回の出張の模様もこれで最後となります。
この9月の出張は、その前(7月)同様に弊社セールススタッフの研修も兼ねていた為、再びお邪魔する先が多くありました。超必須のサヴィル・ロウでは、11番地の名門テーラーHUNTSMAN(ハンツマン)を再度見学させていただきました!



1849年創業。高級テーラーがひしめくサヴィル・ロウでも「最も高価」と呼ばれる至高のビスポークスーツを作ってきたこちらの老舗ですが、近年はオーナーが何度か変わったり、厳しい時期を乗り越えてきました。
そしてヒット映画”KINGSMAN(キングスマン)"の舞台になったこともあり状況は激変!
ロンドン本店、NYの支店ともに若い新規顧客が倍増し、一躍「サヴィル・ロウで最も元気なテーラー」と言われるまでになったのです♪映画のシーンに登場するフィッテングルームを再現したり、カッティングルームもこのようにスタイリッシュになったり、どんどん「見せ方が上手く」なってきている気がします。



さりげなく掛けられたスーパースターの型紙が物語るように、こちらのビスポークスーツは世界中のセレブリティーに愛されてきました...


さて、今回はLBD-HARRISONSロンドンオフィスの若きセールススタッフ パトリック氏にアテンドしてもらっていたのですが、HUNTSMANのお隣である10番地のDEDGE & SKINNER(ディッヂ&スキナー)を通った際に「そういえばここは一度もお邪魔したことないなあ...」と言うと「じゃあ行こう!」と✨
サヴィル・ロウの全ての顧客を担当する名門マーチャントのスタッフと一緒だと本当に頼もしいものです。

1865年創業のこちらは日本での知名度はそれほど高くありませんが、ここサヴィル・ロウではやはり名門テーラーとしてリスペクトされる存在なのです。それは他でもない「エリザベス女王の御用達証」を持ち、近年の若き王族達が結婚式などの行事で着用した軍礼服などはみなDEDGE&SKINNER製であったことも理由の一つかも知れません...(上の写真にご注目を)



笑顔で迎えてくれたこちらのイケメンスタッフは、実は同店のシャツメーカー。さすがの着こなしです♪
パトリック氏曰く、「実はDEDGE & SKINNERはサヴィル・ロウで唯一、ビスポークシャツも自社生産しているんだ」と。今まで知りませんでした💦💦



裏のスーツ工房も見せていただきました✨
私実は、10年以上前にこちらの前当主であるマイケル・スキナー氏と日本のとある場所でお会いし、1時間ほど話込んだことがありました。大変明るくユーモアのある方で、私が当時乗っていた英国の旧車(MG-B MK-Ⅰ)の話になると、「私はMG-Cに乗って乗っていたんだ!それでね...」と楽しい逸話をお聞きしたのがいい思い出です。「そうか、うちに来たことないなら今度寄りなさい!」と言っていただいたのに、すっかり機会を逃してしまいましたがようやくお邪魔することができました。
マイケル氏は今もお元気で、悠々自適のセミリタイア生活を奥様と楽しまれているとの事。嬉しい限りです♪

DASHING NIGHT

11/19/2018

9月の出張の模様は、今回でラストです<(_ _)>
最終日のこの日は、前回と同じくイングランド北西部のサプライヤー2軒を訪ねる日帰り出張を行い、ロンドンに戻るととあるレセプションに向かいました...


このブログでも何度かご紹介させていただきましたが、"MODERN & URBAN"をテーマにしたロンドン発の全く新しいツイードブランド DASHING TWEED(ダッシング・ツイード)のこちら(写真中央)がオーナー兼デザイナーのガイ・ヒルズさん!店舗兼ショールームがこの夏サヴィル・ロウ近くのサックヴィル・ストリートから、今ロンドンで注目を集めているお洒落なエリアであるドーセット・ストリートに移転・拡大オープンしたことを祝うレセプションが開催されたのでした!
業界人から、顧客のファッショニスタまで多くの人で大盛況♪
私(左/右は弊社スタッフです)が着ている白く輝くジャケット、実は...



この写真に写っているジャケットと同じものなんです!
「リフレクティブ」素材を使い、光が当たると反射するこのシリーズは、DASHING TWEEDの名物生地の一つ。
夜の自転車走行などで安全性を高めてくれる為、実際にサイクリストの愛用者も多いそうです!



こちらはNIKELAB(ナイキラボ)とのコラボで生まれた限定スニーカー。
「パディントン2」や「オリエント急行殺人事件」などの有名映画にもDASHING TWEEDが衣装として登場するなど、今間違いなく英国で最もアツい生地ブランドの一つなんです!
生地のチェックがまだの方は、秋冬向けだけでなく春夏向けコレクションもありますのでぜひ♪

VBC FABRIC ACADEMY -Ⅱ-

11/12/2018

「イタリア服地界の雄」VBC(Vital Barberis Canonico=ヴィターレ・バルべリス・カノニコ)の本社で"FABRIC ACADEMY(ファブリック アカデミー)"と名付けられた研修プログラムを受講した後、ミル(工場)見学がスタート!
原毛を保管する倉庫から各工程を廻っていきます。
VBCではウール、モヘア、カシミアなど多くの原料を使っていますが、やはり最も重要なものはウール!
(実は今回初めて聞いたのですが💦)VBCで使っている原毛は「オーストラリアサクソンメリノ」という種類のもので、このように「洗浄後」「10倍に圧縮」された状態(バンプ)でミルにやってきます。




アカデミーの講師、ヴァレンティーナさんが持っているのは原料染め(トップダイ)された繊維の束で、これを一本の細い糸にしていきます!



いよいよ製織(織りの工程)です!
VBCは従業員の耳を守る為、世界で初めてLOOM(ルーム=織機)に扉をつけた先端的な企業。
VBCの生地は異物混入(他の繊維等)が少ないのですが、ここにもその理由があるような気がします...



何度も行われる反物のチェック工程。
VBCには約450名の従業員がいるそうですが、なんとこのうちの40%近くがこの工程に従事しています!
糸や反物の運搬の他、様々な工程が自動化されている先進的な織物工場でも、やはり「人間の眼」が必要な箇所には人材を惜しまないようです...



弊社スタッフも度肝を抜かれていたのが、仕上げも終わり完成した反物を収納するこちらの倉庫。
コンベアで運びこまれた反物は、「UFOキャッチャー」のような装置を使って全自動で所定の位置に収納されています。高さが30mあるこの倉庫には、なんと最大15,000反(約110万メーター)の生地が収納可能だそうです💦



ツアーの最後には、デザインスタジオ内に数年前に開設された「アーカイブルーム」にも案内してもらいました。
バーカウンターまである豪華な設備には弊社スタッフも感動していたようで✨



アカデミーと工場見学が終了すると、用意されていた「受講証」(&色々なお土産まで)をいただきました!
既に日本でも大変評価の高いVBCですが、実際にミルに伺いこういったホスピタリティーに触れると、服地作りの裏側にある同社の企業哲学がよく分かると思います...
今回同行していた弊社スタッフ2名は大変感銘を受けたようで、「自信を持ってもっと売ります!」とのことで今回は連れていってよかったです♪

VBC FABRIC ACADEMY -Ⅰ-

11/05/2018

前々回まで7月の出張の模様をお伝えしてきましたが、今回からは9月の出張の様子をお伝えします!
とは言っても、重複した行先も多かった為、こちらならではのトピックスを幾つか...

まずはVBC(Vitale Barberis Canonico=ヴィターレ・バルべリス・カノニコ)で受講した、"FABRIC ACADEMY(ファブリック アカデミー)"についてご紹介させていただきます♪



350年以上の歴史を誇り、「イタリア服地界の雄」として知られるVBCは昨年遂に1000万メーターを超える生産高を達成しました。中国などの低価格品ならともかく、イタリア製の高級服地としてはまさに「記録的」な数字です💦
近年はPRに力を入れるなど「服地メーカーの枠を越えた」発展を続ける同社が次に目をつけたのが「教育」!
昨年から始まった"FABRIC ACADEMY"というトレーニングプログラムを、なんと日本の服地業界人としては初めて受けさせていただきました✨私と弊社スタッフ2名の為にわざわざ開催していただき有難い限りです💦





同社の歴史から、物づくり(原毛~仕上げ)までのトピックスを1時間以上かけて丁寧に説明していただきました。
現在のブランドロゴには、「ビエッラ(VBCの所在地)の水」、「テーラーへのオマージュとしての鋏」などがモチーフとして使われているなど初めて知ることも✨
私は英伊のミルを何度も訪れていますが、弊社スタッフ達は初めてだったこともあり真剣そのもの!で耳を傾けていました。写真左の生地は「仕上げ前(織り上がったばかりの状態)」で、右の仕上げ後のものとはまるで別物💦
こうやって実際に「見て」「触れて」学ばしていただけるのは、弊社スタッフ達にとっては貴重な機会です。



「座学」終了後はいよいよ工場見学!
廊下には同社の1663年からの歴史を説明するパネルがあり、弊社スタッフ達のテンションは更に上がっていきます✨
(次回に続く)

LVMH PRIZE 2018 WINNER

10/30/2018

英国最大のファミリーマーチャント LBD-HARRISONSのジェームス・ダンスフォード社長と笑顔で写真に納まる写真左の方。よく見るとHARRISONSの"Woven Selvedge(織耳)"や"Woven Label(織ネーム)"を表面に配した一風変わったジャケットをお召しになっています。実はこの方、日本、いや世界のファッションシーンで今とても注目されているデザイナーさんなのです!

 

 
今年の6月にパリで開催された"LVMH(ルイヴィトン・モエヘネシー)PRIZE 2018"の表彰式の模様。
「世界最大のプレミアムブランドグループ」が若手デザイナーを支援する為に開催しているコンテストの第5回大会で、1300組の応募のなか栄えあるグランプリに輝いたのがこちらの井野将之さん(ブランド:DOUBLET)なのです!
写真にはプレゼンターの女優エマ・ストーンさん(LA・LA・LANDでアカデミー主演女優賞受賞)や、「デザイナー界の生き神様」カール・ラガーフェルドさんの姿も💦💦




前後の各身頃(4枚)をデザインの違う服地にし、敢えて織耳を袖に出し服地ブランドの織ネームを複数配した「唯一無二」のジャケット。これらは井野さんの自信作で、6月のコンテストでも出展されたそうです。
二人はすっかり意気投合し、次回作に向けたリクエストをいただいたり盛り上がっていました✨
物凄く気さくで謙虚な井野さんでしたが、後に表彰式の模様を私とYoutubeで見たジェームス社長は「Amazing,,,,」とかなり感動したようでした。
表彰式の模様は> こちら

ちなみに「他にも服地ブランドはたくさんあるだろうに、なんでHARRISONSなの?」とのジェームス社長からの質問には、先ずは「ブランドロゴや織耳が恰好いいから」、そして「デザインだけでなく実際にいい服を作りたかったのでこのクオリティーが素晴らしい!」とのことでした💛

先週来日していたジェームス社長ですが、「サヴィル・ロウの名門テーラーから、新進気鋭のデザイナーにまで愛用して貰って本当に嬉しい!」とすっかりご満悦の様子でした♪