la mode europeénne sélectionné pour vous

LABYRINTH

3/26/2017


一時的に寒さが戻ってしまいましたが、来週中には(東京では)桜が満開を迎えそうですね♪
これからの季節は、暖かい気候にあった素材感のジャケット地が活躍します。
HARRISONSから今季新登場のジャケット地、LABYRINTH(ラビリンス)は要チェックですよ!




上質なウール、モヘア、シルク、リネンを混紡し、清涼感に富み膨らみのあるテキスチャーへと織り上げられたプレミアムジャケティング、LABYRINTH。
そのネーミングは「迷路のように複雑で、立体的な織り」から来ているそうです。
冒頭には今アツいレッドとグリーンのチェック地が編集されていて、「どんな仕上がりになるだろう?」と想像を掻き立ててくれます。




目を惹くのが、ホップサック調や、鱗(?)調の変わった織りのもの。
ビンテージ感もあり、他とは一味違うオリジナリティーを演出してくれます。
上の生地は、よく見るとネップ(節)が織り込まれています♪




モダンでコンチネンタルなテイストのチェック柄もあり、コレクションは大充実。
春先から秋口まで長く着用できる汎用性の高いクオリティーなので、お気に入りのカラー、デザインを見つけて明るい季節の装いを愉しんでください!

GENTLEMEN'S CLUB

3/20/2017


先月の出張の話題も今回で終わりです。
今回の旅で最も印象的だったのが、初めてとなる"GENTLEMEN'S CLUB(ジェントルメンズ クラブ)"の訪問でした♪

ご存じの方も多いと思いますが、貴族階級(Upper Class)の男子をメンバーとするプライベートクラブとして18世紀に発祥し、その後Upper-Middle Classと呼ばれるエリート層へと拡がり発展したロンドンのジェントルメンズクラブ。
バッキンガム宮殿にほど近い高級地区、セントジェームス界隈には今も多くのクラブが軒を連ね、知る人ぞ知る英国文化のプレミアムな一端を担っています。




今回訪れたのは、1897年創立のクラブ RAC(Royal Automobile Club)。
時の国王 エドワード7世から"ROYAL"の呼称を与えられ、現在もエリザベス女王が総裁を務める名門中の名門です。
自動車由来のクラブだけあって、エントランスホールにはメンバーの車が順番(月2回程度)で展示されています。
上階では、エドワード7世自身が車に乗る肖像画もありました♪




噂には聞いていましたが、設備は豪華で大充実。
レストラン、バーから、プール、サウナ、ジム、図書室などまであり、カントリージェントルマンがロンドンに出て来た時に豊かでリラックスした時間を過ごしていた空間が今もここにそのままの姿であります。





メインのラウンジはこの煌びやかさ♪
一人で仕事をしたり新聞を読んだり、仲間とチェスに興じたり、日本人がイメージしてきた英国紳士の日常そのままです。

ちなみにこの日私を招待してくれたのは、LBD-HARRISONSの共同社長の一人マーク・ダンスフォード。サヴィル・ロウの名門テーラー、HENRY-POOLEの社長がこちらのメンバーであったこともあり、推薦、面接を受け約1年で遂に昨年末同クラブのメンバーとなったのでした!
上階は宿泊施設になっている為、これから彼と一緒の時はこの素晴らしいクラブに泊ることもできます。




帰りがけにHENRY POOLEに寄ると、私のスーツも手掛けてくれたマスターカッターのアレックスがいました。お互いに近況を報告しあい、「またゆっくり飲ろう!」と。

多くの素晴らしい友人に囲まれ、有り難さを再認識した2月のある日でした…
#展示されていた素敵なジャケットは、(LBD-HARRISONSグループの)PORTER & HARDINGのものだそうです♪

FOX BROTHERS

3/09/2017


先月の出張の話題の続きです。 
イタリアからロンドンに入り束の間の週末を楽しんだ後、特急で南西に約2時間の都市エクセターを本拠とする英国最大のファミリーマーチャント、LBD-HARRISONS(LBD-HARRISONS)を訪問しました。(あいにく打ち合わせに終始して、この日の写真はありません。汗)

そして、翌日はエクセターからクルマで40分程の街、サマッセットにあるFOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)を訪れました。言わずと知れた「フランネルの聖地」で、一時はその商標まで保持していた1772年創業の名門ミルです!
今回も社長のダグラスが、愛車のディフェンダーで迎えに来てくれました♪




雰囲気のいいショールームは若干レイアウトが変えられていて、インハウステーラーであるブライアン・スミス氏(名門アンダーソン&シェパード出身の熟練テーラー)の作業場がミルの方から移動されていました。(上写真の右奥)




打ち合わせの前には、ミルの中も久しぶりに覗かせてもらいました。
大規模ミルではまず見かけない旧式織機も健在♪
リズミカルなノイズを久しぶりに聞き、なんだか嬉しくなってしまいました…

GIANPAOLO'S CHOICE

3/03/2017
 

前回の続きです。
プレミアム服地ブランド"ARISTON(アリストン)"を展開する、ナポリの名門マーチャントIMPARATO(インパラート)。
同社の舵は4代目のアメデオとジアンパオロ兄弟が握っており、どちらかというとアメデオが経営を主導。弟のジアンパオロはクリエーションの方で力を発揮しています。
毎回訪れると、シーズンのテーマやおススメを熱く語ってくれるのです♪




「ナポリの夏」と言えばやはり色鮮やかなジャケット生地!
おススメを聞くと、「今年はリネンが熱い!」とのこと。
独特のシワや、既製服では使用が減っている希少性の為か、イタリアでも近年少し需要が下火だったそう。でも、馴染みがなかった若い年代からもこのナチュラルな素材が注目されていることもあり、今年は「人気が出そう」だそうです♪
豊富なカラーバラエティーのなかでも、ジアンパオロの一押しはなんとモデル着用のグリーン!
「難しいカラーに見えるかもしれないけど、実際に着てみるとすごく格好いいんだ」




こちらは"CASHMERE CLUB"に編集された新クオリティー、カシミア30%の4者混(ウール、カシミア、シルク、リネン)です。こんなポップな生地を着こなしたら、女子ウケすること間違い無しですね!




シックな装いがお好みな貴方には、ざっくりとした風合いの3者混(ウール、シルク、リネン)生地をモノトーンで♪今季はこういったモードな雰囲気にも注目だそうです。




「スーツ地のおススメは?」と聞くと、鮮やかなブルーのオーバーチェックと、今トレンド回帰しているストライプをチョイスしてくれました。デザインが大きくても、「チェックやストライプが地に馴染んでいる」ことで目立ち過ぎずフレッシュな印象を演出してくれます。




こちらはウール、モヘア、シルクの3者混で、新登場のクオリティー。
おススメはやっぱりアズーロ(ブルー)とマローネ(ブラウン)!
イタリアンダンディーの基本とも言えるチョイスですね…




最後は変わりダネを…
充実したフォーマル服地コレクションで人気の"EVENTI"に追加されたディナージャケット(タキシード)地は、なんとブルーとレッドのカモフラ柄!
「こんなディナージャケット着てたらお洒落だろ?自分のもこれで作るんだ♪」
日本のパーティーシーンでも、オリジナリティーのある着こなしが増えていますので、多くの方にトライしていただきたいですね!