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BESPOKE STYLE

8/29/2016


4年前に発刊された“SAVILE ROW(サヴィル・ロウ)”に始まり、英国のファッション、カルチャーを紹介する様々な著作で好評を博されてきた ジャーナリストの長谷川喜美さん。
新著“BESPOKE STYLE(ビスポーク・スタイル)”の発刊を記念し、東京(先週)、大阪(先々週)でトークショーを開催させていただきました。




前週の大阪でのトークショーに続き、弊社の東京本社で開催した会も多くのお取引先にお集まりいただきました。




「メンズファッションの源流となった英国のビスポークスタイル」と聞くと少し堅く聞こえるかも知れませんが、美しい写真の数々と共に、分かり易い言葉で様々なエピソードを交えてお話いただき、来場の皆様は熱心に聞き入られていました。
“SAVILE ROW”はビスポークスーツに特化した本ですが、こちらの“BESPOKE STYLE”は靴、シャツ、ハットなどにも言及し、英国の「誂え文化」そのものにスポットを当てた力作です。




トークショーが終わると、「即売サイン会、懇親会」がスタート。
お一人ずつ声をかけながら、丁寧にサインをしていただきました。
今まで数回長谷川さんのトークショーをさせていただきましたが、毎回ご来場いただく常連の方や、まだ業界でキャリアをスタートされたばかりの若手の方まで、いつも多くのご来場で賑わっています。




この日も暑かったので、冷えたスパークリングワイン片手に愉しいひと時をお過ごしいただきました。ご来場いただいたお取引先様、そしてお忙しいなか2週に亘りご協力いただいた長谷川様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

VITALE BARBERIS CANONICO AW2016 COLLECTION

8/26/2016


お盆休み前後の怒涛のサンプル入荷/発送が一段落し、お陰様で秋冬物オーダーも順調に入ってきております。毎回申し上げておりますように、シーズン立ち上がりの今頃が最も在庫状況がよいのですが、人気のある生地は8月中に品切れてしまうこともあります。
今回はそのプライスとクオリティー(そしてデザインも!)のバランスの高さで毎シーズン大人気のブランド、VITALE BARBERIS CANONICO(ヴィターレ バルベリス カノニコ/以下CANONICO)の新コレクションのご紹介です。
 
 


まずはスーツ地から。
CANONICOを代表するクオリティーの一つ、S150'Sのファインスーティング REVENGE(リヴェンジ)にミルドバージョンが登場!
ウェイトだけで見れば260gmsという3シーズンに亘って着用できるようなスペックながら、起毛された温かみのある肌ざわりと、直径約16.2ミクロンの高級原毛による上質な質感が今まで経験したことのない素晴らしい着心地を生み出します。



 
今季の目玉の一つ!抜群の仕立て映えと、柔らかくしなやかなボディーでプロの評価も高いS100'S WOOLLEN(紡毛)フランネルに新バージョンが!
なんとブークレ糸をストライプやウィンドーペンに使用したファンシーフランネルです。
ブークレ糸は表面にループ(輪)状の繊維が出る特殊糸で、どちらかというとレディース向けでよく使われるもの。これをオーセンティックな紡毛フランネルと組み合わせるアイディアは秀逸!すでにイタリアのハイブランドが「ズバリ」と思われる生地を使った製品を多く発表しています。




スターティングクオリティーのS110'Sスーティングは今季も大充実!56色柄のビッグコレクションが組まれています。
フォーマル向け需要も多い昨今、こういうデザインならビジネスとパーティーシーンの両方で活躍しそうです♪




そしてジャケットコレクション!
今季はハニカム(ハチの巣)織と呼ばれるものや、さらに複雑で立体的な織のブレザー地など、膨らみのある素材が目立ちます。目立つカラーもいいですが、ネイビー系なら旬のテキスタイルを密かにアピールできますね。笑




ブークレ系ジャケット地は今季も人気が継続しそうな予感。
柄物でも地に馴染んでいて、無地感覚で着れるものが注目です。

実は(スーツ、ジャケット共に)CANONICOのファンシー物はシーズンの限定で、2度と同じものが作られないものが多いのです。「あ~、これがよかったのに…」とならない為に、今季の1着はぜひお早めにチェックしてください!

ARISTON AW2016 COLLECTION

8/18/2016


弊社による本格的展開が2シーズン目を迎える、ナポリの名門ブランド ARISTON(アリストン)のAW2016コレクションがいよいよリリース間近です!




詳しいコレクション情報は後日“NEW COLLECTION”欄にアップさせていただきますが、今季もナポリの艶気が溢れる生地の数々が満載です♪毎シーズン全てのコレクションがリニューアルされ、デザインと外装色まで変わるのは欧州マーチャントでも大変稀有なこと。テーラーだけでなく高級アパレルブランドも多く顧客に持つARISTONならではの企画力と言えます。




秋冬シーズンのテーマブック“VELLUTI & CAPPOTI”では、様々な打ちだしがあり見ていて飽きません。ナポリ独特の鮮やかな色調はARISTONの大きな魅力の一つです!

来月6日発売のMEN'S EX(10月号)では、某ブランド様とタイアップのARISTON紹介ページが掲載される予定ですので、ぜひご覧ください!

SUMMER HOLIDAYS

8/09/2016


久しぶりにオフタイムの話題で失礼します。
弊社は今週一杯(&15日)夏季休業とさせていただいており、今回は初日(先週土曜)に早速飛び立ちました。

地元近くのローカルな飛行場から19人乗りの小型機(ドルニエ228/レピア織機のドルニエ社とは同じドイツであるものの違うようです)で向かったのは、伊豆七島の新島。
たった35分の飛行時間で南洋の雰囲気漂う小島に到着するのは、改めて不思議な気分でした…
高校生の時以来、2度目の上陸です♪




着いてすぐ海水浴、そして翌日は子供達にとっての初キャンプなので釣りの予行演習に。
思いがけず早速釣れてしまいました!サイズのいいゴマサバです。
でも、この日は素泊まりの民宿泊なのでどうしよう…




ちょうど釣りを見にきた民宿の若女将さんに教えてもらい、持ち込みで調理してくれるお店に行くことができました。じっくり焼くと、ジューシーで美味しい!まあ、自分で釣った魚はそうですよね。笑 島の焼酎もいただきながら至福の時間です♪




翌日はキャンプ場に。「いつかは」と思いながら、ようやく子供達とキャンプをすることができました。
この日も海水浴、釣り(台風の影響でしけていて、この日は坊主でした。汗)、夜はバーベキューと満載で、この後は温泉まで(自転車で)行くのをパワー切れであきらめ屋外の水シャワーを浴びました。これもいい経験!空を見上げるとプラネタリウムのような満天の星空で、思わず立ちつくしてしまいました...

あいにく夜遅くから風が強くなり、テントの(折り畳み式の)骨が曲がるトラブルが続発!なんとか少し寝れましたが、翌日は急遽別の民宿に泊まることに。




最後に泊った民宿もアットホームで大満足。この日は軽自動車を借りたので機動力10倍になりました。笑 冒頭の写真は島の先端にある展望台です。

キャンプの後に大きなお風呂に入って、部屋で冷えたビールを飲んでいると、あたりまえの生活の有り難さが身にしみますね…

今回は息子達と初めての男旅でもありましたが、忘れられない良い思い出になりました!

REGENCY

8/05/2016


東京も梅雨が明け、いよいよ夏本番!
暑い日々を乗り切れば、いよいよ次は「ファッションの秋」がやってきます…
AWシーズンの新サンプルが続々と入荷しており、すでにお取り扱い店様での販売も始まっています。毎度のことですが、シーズンの立ち上がりは最も色柄が揃っている時期、「あ~、これがよかったのに」とならないように、お早目のチェックをお勧めします!




今回はHARRISONSの人気コレクション、REGENCY(リージェンシー)の新コレクションのご紹介。
日本では3シーズン的に着用できる汎用性、オーセンティックなデザインからモダンでツイストの効いた柄まで幅広くカバーされ、特に若いビジネスマンに人気があります。




今、再び注目を集めているストライプ。少し幅広なこんなピンストライプは、すごく正統的でありながらなんだか新鮮に見えます。




引き続き人気のオーバーチェック、一見派手に見えても、ベースカラーと相性のいいチェックは上品な着こなしが可能です。




カラードストライプの引き合いも増えてきています。ベースのカラーはダーク系なのが今の気分のようです。

今のうちにオーダーすれば、衣替えの時期に新しいスーツが間に合います。
少し早く感じられるかも知れませんが、次のシーズンをイメージしながらお気に入りの1着を探すのも「オーダーの愉しみ」ですよね!