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GOODWOOD REVIVAL -Ⅲ-

10/10/2014


世界最大のクラシックカーイベント、“GOODWOOD REVIVAL(グッドウッドリバイバル)の話題の続き、いよいよレースが始まります。
ちょっと奮発して入手したチケットのお陰で、スタンド席から観ることができました。
ちょうどセダンの部がスタートしましたが、「クシックカーのセダンでこんなスピード出るの?」という位の勢いで真剣に競争します。(一台タイヤが外れてころころ転がって行ったのはご愛敬でした!)




セダンの部のレースが終わると、最終日(この日は3日間開催の最終日でした)のセレモニーがありこの大会の主催者であるマーチ卿のスピーチがスクリーンに映しだされました。
(会場が広いのでどこにいらっしゃるか全く分からず、エリザベス女王の従弟であるマイケル王子のお姿もありました)
本年がノルマンディー上陸作戦の70周年とのことで、当時の映像や歴史を説明するナレーションが流れるなか、サーキットの中央にある飛行場からは一機の旧式戦闘機が離陸していきます。
そう、スピットファイアです!!






3機のスピットファイア、2機のランカスター爆撃機が揃い、エアパレードの始まりです。
凄い迫力で観客は総立ち。昔から変わらない田園風景と相まって、本当に大戦下の英国に来てしまったような錯覚に陥りました。





そして今度はサーキット上でのミリタリーパレードの始まり!
実際にノルマンディーで戦った“WAR VETERAN"(退役軍人)も招かれていて、乗った車両が通ると大きな歓声が起きていました。
アメリカの車両も多く“英米連合軍”といった趣です。





パレードが終わるとレースが再開。今度は大型スポーツカーの部です!
フェラーリ、AC、ジャガー、アストンマーチンなどの名車達が、さきほどのセダンの部とは比べ物にならないスピードで駆け抜けます。
凄い爆音と迫力で鳥肌が立ちます!




レースは満足したのでサーキットコース内の広場に行くと、(昔ロンドンで開催されていた)アールズコートのモーターショーを再現したイベントが開催されていました。
各社クラシックカーと最新モデルを並べて展示し多くの人で賑わっていました。




そして飛行場の横では戦中、戦前の飛行機の展示が。。。
スピットファイアもこんな身近に見ることができました!



宿営地では、古参兵(?)達が少年に銃の打ち方を教える微笑ましい(?)光景があったり。。。




次の葉巻型フォーミュラカーのレースの準備が始まっていましたが、ロンドンに帰らないといけないので会場を後にすることにしました。




James Lock(ハット)やCordings(カントリーウェア)など日本の洋服好きにも知られるブランドのブースを抜けてゲートへと向かいました。

さて、3回に分けてお伝えしたGOODWOOD REVIVALの話題は以上です。
噂通り(以上?)の規模と雰囲気で、クルマだけでなくファッションや歴史もミックスされた非常にカルチュアルなイベントであることを改めて知りました。
帰りの駅でも戦前・戦中の格好や、軍服の人がいっぱい溢れているのには思わず笑ってしまいましたが。。。

クルマ好き、ファッション好きの方はぜひ一度足を伸ばしてみてください!