MEMORANDUM
3代目の雑記帳
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SELECTION
1/20/2014まだまだ寒い日が続いていますがオーダー業界では今月から春夏商戦がスタートし、弊社でもこれから続々とサンプルのデリバリーが始まります。
まだ秋冬物のご注文もある中、今度は次の秋冬シーズン(AW2014)のメーカーへの締め切り時期となる為、連日発注作業に勤しんでおります。
今シーズンの販売結果や在庫状況を基に、追加発注するもの、新しく加える色柄、そして新クオリティーなどを決めていくのですが、特に取り扱い量の多いブランドなどはこれがなかなか大変な作業なのです!
色柄は「スワッチ」と呼ばれる小さなカッティングで見ますが、各クオリティーには「フィーラー」と呼ばれる大きな生地が用意されていて、実際に触れながら質感を確かめます。
各メーカーともトータルでは大きなコレクションがあるので、スペックやプライスなどを考慮し日本のマーケットに合ったものをセレクトしていきます。
マーチャント(服地卸商)ブランドの場合は本国で展開されているものと同じサンプルを使用しますが、自社仕入れのミル(織物工場)ブランドの場合はこのセレクトが腕の見せどころ。
「これだ!」と思ったものが完売になると嬉しいものですが、いつもいい結果になるとは限りません。。。汗
早くも来月はパリとミラノでSS2015シーズンの服地展示会が開催されますが、服地業界は店頭での販売に先駆けいつも動いているのです。