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SUFFOLK

9/29/2015


9月初旬から「海外出張→シルバーウィーク初日に帰国→国内出張」だった為、長らく更新ができず失礼いたしました!
今週からは早速海外出張の話題をお届けしたいと思います。

まず最初に滞在した英国では、来年取扱い開始を予定しているタイブランドとの打ち合わせでイングランド東部のサフォークに行ってきました。
中世初期の著名な遺跡“サットン・フー”を擁し、風光明媚で豊かなこの州を訪れるのは実は初めて。高級ネクタイに使用されるシルク生地の生産でも知られ、連れていってもらった一社はなんと創業1720年!
300年近くに亘り創業一族が家業をしっかり守り続けていました。




アーカイブもしっかり保管され、タイブランドのデザイナーなどが新しいデザインのアイディアソースにしたりもするそうです。




ヨークシャーの大規模ウーステッド(羊毛)ミルに匹敵、もしくは上回るほどの設備、人員には正直ビックリしました。
スーツには欠かせないタイのシルク生地が、こうやって英国内でしっかり供給できていることを確認でき凄く嬉しかったです!




タイブランドの若き創業者兼デザイナーが週の半分を過ごすというご実家に招待してもらいました。ご両親は農園やワイナリーを所有するとのこと。
牧場には羊もたくさん!




敷地内のレストランで美味しいワインとラム肉のランチをご馳走になりお庭を散歩。
池やテニスコート、そして貴族の庭にありそうな緑の迷路(初めて知りましたが、MAZE【メーズ】と呼ばれているそうです)などなんかスゴい。。。汗




そしてお家は1600年代に建てられた大邸宅!
よくよく調べてみると、こちらは地元では知られた名家で、お父様はSirの称号を持つ貴族にして元運輸大臣まで務められた方でした。。。

行くまで何も聞いていなかったのでホント驚きましたが、英国社会の奥深さを改めて学んだ一日でした♪