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GIEVES & HAWKES

3/04/2013
READY-MADE コーナー
先月の出張時にはサヴィル・ロウでミーティングとお取引先様のアテンドがあり、数年ぶりにGIEVES & HAWKES(以下G&H)にもお邪魔してきました。
スーツ好きの方はご存じかと思いますが、サヴィル・ロウ1番地に白亜の立派な店舗を構えるこの通りを代表するテーラーの一つで、その歴史は1771年にまで遡ります。

久しぶりの訪問でびっくりしたのは、店内の雰囲気がかなり変わっていたこと。
もともとG&Hはこの通りでもいち早くREADY-MADE(既製品)に力を入れていたのですが、いまの店内は伝統的なテーラーであることを忘れるほどモダンです。
写真の右奥に見えているのはシューポリッシュ(靴磨き)のコーナーで、こんなサービスも行なわれています。

BESPOKE-SHOES コーナー
そして以前ビスポークのサロンであった場所の一部にはビスポークシューズのコーナーが。
こちらの運営は別事業であり、SHOP IN SHOPの形態を取っています。
マネージャー様曰く、「お互いの顧客をシェアできるところにメリットがあります」とのことでした。


BARBER & GROOMINGコーナー
そしてビスポークシューズコーナーの横には、ゴージャスで明るい理容コーナーも!
移転してしまったAUSTIN REEDの旧本店の地下にも立派なコーナーがありましたが、こちらも素晴らしい雰囲気でした。
英国で「紳士はテーラーとバーバー(理髪店)は簡単に変えない」といった格言を聞いたことがありますが、紳士にとって大切なこの2つのショップを融合させることは、かの国では至極自然なことなのでしょう。。。
この他にも、アンティークの調度品をレストア&モダナイズして販売しているコーナーもあり、見ていて愉しくてしょうがありませんでした。

同店の先進性を改めて感じた、充実のツアーでした!
(次回、普段は見れないアーカイブの数々について書かせていただきます)