皆さま、「荻外荘(てきがいそう)」ってご存知ですか?
杉並区荻窪の閑静な住宅街にある「荻外荘(てきがいそう)」は、内閣総理大臣を3度務めた政治家・近衞文麿(このえふみまろ)が、昭和12年の第一次内閣期から20年12月の自決に至る期間を過ごし、昭和前期の政治の転換点となる重要な会議を数多く行った場所。平成28年3月1日に、こうした歴史を持つ「荻外荘(近衞文麿旧宅)」が、日本政治史上、重要な場所として、国の史跡に指定され、昨年12月9日に「区立荻外荘公園」として一般公開が開始されました。
幼稚園から上荻育ちの私にとってはほぼ地元&自宅も近いので、早速行ってきました✨
入場は北側の勝手口から。
威厳のある重厚な和風建築です、、、
入ってからメインの玄関の方に行くと、来客用の待合スペースがありました。
なんとも贅沢な空間です。
なんとも贅沢な空間です。
こちらは客間、有名な「荻窪会談(文麿が、東条英機らと戦争路線や、日独伊三国同盟の方針決定をした)」が行われた場所です。A級戦犯としてGHQに逮捕されそうになった文麿が自決(服毒)した書斎も見学できますが、写真は自粛しました、、、
こちらの「大礼服」は公爵であった文麿が実際に着用していたものを当時の技術で再現したもので、なんと生地は弊社取り扱いの英国製服地をお使いいただいたそうです!(お察しの通り、だから早く見学に行きたかったり😆)
建物も凄く重厚ですが、まつわるヒストリーが特別な雰囲気を醸しだしている気がします、、、
荻窪駅の南の方には久しぶりに行きましたが、周りは立派な邸宅や高級(低層)マンションばかりで当時から高級住宅街だったことがよく分かります。近くには(音楽評論家・大田黒元雄の屋敷跡で)綺麗な日本庭園で有名な「大田黒公園」もあり、散策にはうってつけのエリアですのでぜひ一度お越しください!