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SAVILE ROW

10/15/2013


日本はようやく秋めいてきたと思ったら先週末の猛暑、そして台風と慌ただしい気候ですが、今回は先月の欧州出張の続きを書かせていただきたいと思います。
9月の下旬に訪れたロンドンは、前週の寒波が去り暑すぎず・寒すぎずの(ちょうど今日の東京のような)「典型的なロンドンの9月」といった天気でした。
市場調査と少しのリラックスを兼ねて、徒歩と自転車(公営レンタサイクル)でウェストエンドを廻ってきました!

GIEVES & HAWKES エントランス

やはりまず足が向くのは紳士服の聖地、SAVILE ROW。
土曜の午後だったので既製服なども扱う規模の大きなテーラーしか開いていませんでしたが、驚いたのが1番地の名門GIEVES & HAWKES(ギーブス&ホークス)。
素晴らしい店構えとクラシックとモダンが融合したゴージャスな売り場は相変わらずでしたが、2月に訪問した時に案内していただいた“BARBER & GROOMING”と“BESPOKE SHOES”のコーナーが無い!?
(メインエントランス横でもう一つのエントランスに通じていたこのエリアは、他のテナントの入居予定の看板が。。。)
ショップスタッフに聞いてみると、数か月前にこのスペースにあった3つのコーナー(上記2つに加え、アンティークの販売コーナー)は閉鎖されたとのこと。
確かにSAVILE ROWのテーラーらしからぬ新しい試みではありましたが、モダンブリティッシュを具現化したような洗練されたサロンだったので残念です。。。
2月の訪問の記事は>こちら


HENRY POOLE

今年はHARRISONSの150周年記念レセプション(東京)でもお世話になった、SAVILE ROW最古の名門HENRY POOLE(ヘンリープール)。
今回は挨拶ができませんでしたが、いつもながら重厚なウィンドーディスプレーを愉しみます。


RICHARD ANDERSON

名門HUNTSMAN(ハンツマン)出身のカッタ―で、13番地に店舗を構えるRICHARD ANDERSON(リチャード・アンダーソン)。
若手らしいモダンな感覚は、季節感を上手く取り入れたディスプレーにも表れています。

ロンドンは週末の滞在が多いのでサヴィル・ロウの友人達になかなか会うことができないのですが、ウィンドーを眺める週末も割と好きだったりします。。。